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J-GLOBAL ID：201502200012044487   整理番号：15A0789985

瀬戸内海の栄養塩管理-持続的な海藻養殖に向けて 養殖ワカメの色落ちのメカニズムと対策

Mechanism of and counter-measures against discoloration of cultured wakame Undaria pinnatifida

著者 (6件)： 牧野賢治 (徳島県農林水産総合技術支援セ) ,  住友寿明 (徳島県農林水産総合技術支援セ) ,  中西達也 (徳島県農林水産総合技術支援セ) ,  加藤慎治 (徳島県農林水産総合技術支援セ) ,  平野匠 (徳島県農林水産総合技術支援セ) ,  上田幸男 (徳島県農林水産総合技術支援セ)
資料名： 海洋と生物  (Aquabiology)
巻： 37  号： 3  ページ： 254-260  発行年： 2015年06月15日 
JST資料番号： S0220B  ISSN： 0285-4376  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,瀬戸内海の徳島県沿岸のワカメ養殖における色落ちのメカニズムについての研究の現状と対策例を紹介した。室内試験の結果では藻体に当たる光量を制限することで色落ちを制御できることが明らかとなった。そこで,養殖漁場においても色落ちを制御することができるかどうか検証したところ,養殖施設の上を遮光幕で覆う方法やワカメを海中に沈下する方法により,SPAD値(葉緑素含有量を示す値)の低下を抑制することができた。これより,養殖漁場において,貧栄養時にこれらの対策を行うことでワカメの色落ちを抑制できる可能性が考えられた。

シソーラス用語： *ワカメ ,  *養殖 ,  栄養塩類 ,  放射エネルギー ,  徳島県 ,  瀬戸内海 ,  濃度 ,  *自然環境 ,  *漁場環境 ,  SPAD値 ,  光量 ,  *色落ち ,  *隠花植物 ,  *チガイソ科
準シソーラス用語： 栄養塩

分類 (3件)： 海藻類  (FH02040G) ,  増養殖の技術  (FH04020Y) ,  植物に対する影響  (EE04030Z)

タイトルに関連する用語 (8件)： 瀬戸内海 ,  栄養塩 ,  海藻 ,  養殖 ,  ワカメ ,  色落ち ,  メカニズム ,  対策