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J-GLOBAL ID：201502200013582598   整理番号：15A1145793

種々の酸化還元条件におけるコバルトスピネル:(100)ファセットの構造と表面熱力学へのDFT+U研究

Cobalt Spinel at Various Redox Conditions: DFT+U Investigations into the Structure and Surface Thermodynamics of the (100) Facet

著者 (3件)： ZASADA Filip (Jagiellonian Univ., Krakow, POL) ,  PISKORZ Witold (Jagiellonian Univ., Krakow, POL) ,  SOJKA Zbigniew (Jagiellonian Univ., Krakow, POL)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 119  号： 33  ページ： 19180-19191  発行年： 2015年08月20日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Co₃O₄(100)ファセットが多くの環境に優しい触媒過程に関与している事実にも拘らず,種々の酸化状態にあるその構造変種と安定性に関する包括的で深遠な記述はいまだに欠けている。周期的スピン非拘束DFT+PW91+U計算によってCo_2.75O₄からCo₃O_3.75にわたる種々の化学量論を有するコバルトスピネルの最大存在量である(100)ファセット面の可能性末端構造と欠陥構造を調べた。温度と酸素分圧が定義する種々の酸化還元条件における(100)ファセット結晶面に関する表面状態図を構築するためab initio熱力学モデリングがDFT研究を補完した。得た理論的結果は酸素の昇温脱離と熱重量分析が支持して,八面体コバルトイオンがCo₃O₄の酸化還元過程に直接含まれることを示した。

シソーラス用語： *スピネル型結晶 ,  *酸化コバルト ,  結晶面 ,  ファセット ,  格子欠陥 ,  安定性 ,  分圧 ,  温度依存性 ,  化学量論 ,  化学組成 ,  表面欠陥 ,  *酸化還元反応 ,  空格子点 ,  高スピン状態 ,  熱力学模型 ,  昇温脱離 ,  熱重量分析 ,  密度汎関数法 ,  Coulomb相互作用 ,  Hubbard模型 ,  基底関数系 ,  八面体 ,  コバルト化合物 ,  金属イオン ,  ab initio法 ,  表面エネルギー ,  格子定数 ,  熱力学 ,  グリーンケミストリー ,  状態図
準シソーラス用語： DFT+U ,  TPD【脱着】 ,  コバルトイオン ,  スピネル構造 ,  化学量論組成 ,  酸化還元条件 ,  酸化還元状態 ,  酸素空格子点 ,  酸素分圧 ,  熱力学モデル ,  生成エネルギー ,  表面熱力学 ,  環境に優しい製品 ,  環境にやさしい化学 ,  酸化状態

分類 (2件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 酸化還元条件 ,  コバルト ,  スピネル ,  表面熱力学 ,  DFT+U ,  研究