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J-GLOBAL ID：201502200052590077   整理番号：15A0854305

ポリ乳酸フィルムの注型(casting)過程によって誘起された結晶化挙動および球晶モルホロジー挙動

Crystallization behavior and spherulitic morphology of poly(lactic acid) films induced by casting process

著者 (3件)： HOUICHI Hikmet ,  MAAZOUZ Abderrahim (Univ. de Lyon, IMP/Ingenierie des Materiaux Polymeres IMP UMR CNRS, Albert Einstein 69621, Villeurbanne Cedex, FRA) ,  ELLEUCH Boubaker (Lab. Eau/Energie/Environnement, Ecole Nationale des Ingenieurs de Sfax (ENIS), Rte Soukra 3038, Sfax, Tunisie)
資料名： Polymer Engineering & Science  (Polymer Engineering & Science)
巻： 55  号： 8  ページ： 1881-1888  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： C0640A  ISSN： 0032-3888  CODEN： PYESA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ乳酸の注型過程によって誘起された結晶化動力学および球晶モルホロジーの直接的研究のための,偏光顕微鏡および統計画像解析技術を用いる,新しい方法を提案した。DSC分析をPLAの熱的性質における延伸の影響を解明するために行った。我々は,低温結晶化の速度は延伸比とともに急激に上昇することを見つけた。等温熱量測定の結果は,薄いフィルムはシートと比較し,ゆっくり結晶することを明かにした。さらに,薄いフィルムは,Avramiモデルと一致せず,より大きい延伸は,フィルムの結晶動力学を修飾する可能性があることを明示した。純PLAと延伸した材料の間の比較をHoffman理論を用いて行った。そして,延伸効果に関連する結晶化挙動の詳細に関し,編集した展望を与えた。延伸比167において,成長速度はその最大に達し,結晶速度は指数関数的に上昇した。POM実験は,このフィルム中に,二つの異なる球晶集団の存在を示し,二つの結晶化メカニズムがあることを認めた。それによって,成長速度は時間によって直線的ではないことが判った。更に,X線回折分析は,シート形状とは反対に,薄いフィルム中に,αおよびα^’結晶形状が存在することを示した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *球晶 ,  *注型 ,  *ポリ乳酸 ,  *結晶化 ,  *結晶形態 ,  偏光顕微鏡 ,  画像分析 ,  熱量測定 ,  X線回折分析
準シソーラス用語： *結晶モルホロジー ,  低温結晶化 ,  等温熱量測定 ,  統計画像解析

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  その他の成形  (YH04090Q)

タイトルに関連する用語 (9件)： ポリ乳酸 ,  フィルム ,  注型 ,  過程 ,  誘起 ,  結晶化挙動 ,  球晶 ,  モルホロジー ,  挙動