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J-GLOBAL ID:201502200132535786   整理番号:15A1268554

ジャガイモ黒星病の生物的防除および拮抗的Streptomyces sp.WoRs-501による抗生作用

Biological control of potato scab and antibiosis by antagonistic Streptomyces sp. WoRs-501
著者 (9件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 439-448  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: L3961A  ISSN: 1345-2630  CODEN: NSBGAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Streptomyces sp.分離株WoRs-501は,圃場ポット試験でS.turgidiscabiesおよびS.scabieiに起因するジャガイモ黒星病を抑制した。ジャガイモ黒星病に対して安定な抑制効果を伴う個体群を確立するためには2×107コロニー形成単位(CFU)/g乾燥土の接種菌で十分であった。圃場では,1植物あたり30×30×15cmの黒星病感染土壌を1:9(v/v)の比率でWoRs-501接種菌(約109CFU/g乾燥質量)と混合することで未処理対照と比較して重症度スコアが26-54%減少した。土壌におけるWoRs-501の定着とジャガイモ黒星病への分離菌の抑制作用機構を理解するために,リアルタイム定量的競合クエンチプローブPCR法によって土壌中のWoRs-501と黒星病病原体の個体群動態を解析した。最初に2×107WoRs-501 CFU/g乾燥土で処理したポット試験土壌では,ジャガイモ栽培の間にWoRs-501 16S-23S rDNA ITS配列のコピー数は約107コピー/g乾燥土を維持した。2×107WoRs-501 CFU/g乾燥土による処理では感染土壌の黒星病病原体nec1遺伝子のコピー数は検出閾値以下に減少した。ジャガイモ栽培の間に,この遺伝子のコピー数は徐々に増加したが,nec1コピー数は無処置対照よりかなり低値にとどまった。WoRs-501接種菌の抽出液はインビトロでS.turgidiscabiesの菌糸体成長を阻害した。したがって,WoRs-501由来の抗生物質がジャガイモ栽培の初期土壌で黒星病病原体個体群を減らし黒星病を強く抑制する。Copyright 2015 The Phytopathological Society of Japan and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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いも類  ,  細菌による植物病害 
引用文献 (40件):

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