抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電気化学キャパシタ(ECC)は二次電池では達成できない急速充放電と高い繰返し寿命を有しており,その特徴を活かした利用が進められている。このようなECCにおいても容量改善の開発は進められており,ECCの代表的な構成である電気二重層に加え,レドックス容量や擬似容量を利用する方向にある。本稿では,その中の一つである酸化物電極と水系電解質を用いたECCについて解説した。水系ハイブリッドキャパシタについて述べた後,固体電解質を併用した水系ハイブリッドキャパシタの詳細な説明を行なった。その概念の実証:活性炭をキャパシタ正極として用いた先進ハイブリッドキャパシタ(AdHiCap),酸化ルテニウムを用いた高エネルギー密度AdHiCap,および安価な酸化マンガンを用いた4.3V級AdHiCapについて記した。