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J-GLOBAL ID:201502200232582757   整理番号:15A0901006

茶中の残留農薬のLC-MS/MSによる同時定量のためのMSPDに基づく新規な方法

A novel method based on MSPD for simultaneous determination of 16 pesticide residues in tea by LC-MS/MS
著者 (6件):
資料名:
巻: 998-999  ページ: 72-79  発行年: 2015年08月15日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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様々な茶試料中の16種の農薬(5種のカルバメート系,4種の有機リン系,及び7種のピレスロイド系)の定量のためのマトリックス固相分散(MSPD)と組み合わせた液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析に基づく新規な方法を確立した。マトリックス分散吸着剤とクリーンアップ吸着剤を適用し,抽出と精製の効率を改良した。共溶出マトリックス成分を除去するために,MSPDの底に充填したクリーンアップ吸着剤としてPVPP,PSA,及びGCBを導入した。溶出溶媒の型とその容量,マトリックス分散吸着剤,マトリックス分散吸着剤に対する試料の重量比,及びクリーンアップ吸着剤の用量などの種々の実験条件を十分に調べて最適化した。安価ですぐれた吸着剤であるポリビニルポリピロリドン(PVPP)が,今まで報告されていないことであるが,茶中のポリフェノール類を効率的に除去することが見い出された。本法は,満足される直線性(0.9986~0.9999)を,5種のカルバメート系と4種の有機リン系で1~500ngg-1の範囲で,7種のピレスロイド系で2~800ngg-1の範囲で示し,検出限界(LODs)は0.01~1.38ngg-1の範囲で,定量限界(LOQs)は0.03~4.74ngg-1の範囲であった。3種の強化濃度(10,100,及び500ngg-1)での本法を利用する回収率は,87.7~99.6%の範囲であった。相対標準偏差(RSD)は,すべての場合で,0.2~9.6%の範囲であった。本分析法は,市販の茶試料中の16種の農薬の分析に成功裏に適用された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  食品の汚染 
タイトルに関連する用語 (5件):
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