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J-GLOBAL ID:201502200566729732   整理番号:15A0858927

過塩素酸イオンに曝露したイネ実生の成長とそれらの抗酸化防御機構の品種間の差異

Varietal differences in the growth of rice seedlings exposed to perchlorate and their antioxidative defense mechanisms
著者 (5件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 1926-1933  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: A0978B  ISSN: 0730-7268  CODEN: ETOCDK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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種々のイネ品種に対する過塩素酸イオン(ClO4-)の植物毒性を調べるため水耕栽培を行った。24のイネ品種をClO4-で処理した時大きな変動があった。ほとんど品種の苗条の高さ,根の長さ及びバイオマスはClO4-により有意に減少した。苗条よりも根の感受性の方が高かった。階層的クラスター分析から主に4つのグループがあることを示した。それはClO4-感受性,中程度にClO4-感受性,中程度にClO4-耐性,ClO4-耐性である。Gannuoxiang(ClO4-耐性品種)とIR65598-112-2(ClO4-感受性品種)を選択し0.2mmol/l, 2.0mmol/l及び4.0mmol/lのClO4-に曝露した時のそれら品種の抗酸化応答を調べた。得られた結果から,gannuoxiangの苗条と根のスーパーオキシドジスムターゼとカタラーゼの活性はClO4-濃度の増加に伴い増加するが,IR65598-112-2では高濃度のClO4-で両活性とも減少することを示した。ClO4-の添加はいずれの品種でもペルオキシダーゼ活性の有意な増加をもたらしたが,その増加はIR65598-112-2よりもgannuoxiangの方がより顕著であった。Gannuoxiangのマロンジアルデヒド(MDA)含有量は有意な差はなかったが,ClO4-の添加でIR65598-112-2のMDAレベルは有意に増加した。得られた結果から,gannuoxiangはClO4-がもたらす酸化障害に対処するためにIR65598-112-2よりも高い抗酸化酵素活性を有しており,それが強い耐性の主要な原因なのであろう,と示唆した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質 
物質索引 (1件):
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