文献
J-GLOBAL ID:201502200697322034   整理番号:15A1379707

外皮の横断が可能な神経ペプチド類似物質の開発 Helicoverpa zeaにおける休眠ホルモン類似物質を用いた事例研究

Development of neuropeptide analogs capable of traversing the integument: A case study using diapause hormone analogs in Helicoverpa zea
著者 (11件):
資料名:
巻: 67  ページ: 87-93  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Helicoverpa zeaにおいて休眠ホルモンおよびその類似物質の投与は蛹休眠を終わらせる。しかし,そのような試薬が効果的休眠阻害物として使用されるならば,昆虫類表皮を透過して効果を発揮する活性化合物を投与する簡単な技術を開発することは重要である。本稿では,修飾疎水性成分を有する新規両親媒性化合物を合理的に設計し合成するために,リード分子として高い休眠終了活性を持つことが以前示された2つの分子を使用した。休眠終了の分析から,1蛹につきEC50の範囲が0.9から46.0pmolの13の活性化合物を同定した。注射後の休眠解除において最も活性のある13化合物から選抜した3つの化合物デシル-1963,ドデシル-1967およびヘプチル-1965を局所適用したところ,新しく形成された蛹が休眠に入るのも効率よく阻害した。これら化合物は,直鎖,長さ7~12の炭素からの脂肪族炭化水素を特徴とした。4つの短鎖長さあるいは芳香族フェネチル基を有するDH類似物質は局所的に作用しなかった。対照における80~90%の高い休眠発生と比較して,10nmoleのデシル-1963,ドデシル-1967あるいはヘプチル-1965の局所適用を受けた蛹における休眠発生は,30~45%に低下した。局所的に1nmoleレベルで適用されるとき,デシル-1963およびドデシル-1967は効果的であった。これら結果から,局所適用されるDHアゴニスト開発の実現可能性が示唆された。更なる局所的活性DH類似物質の開発のために,新規リード物質分子の個性が示唆された。害虫防除ツールとしてそのような試薬が将来利用可能か否か,昆虫類表皮および/あるいは中腸内壁を透過する能力が重要である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
昆虫・ダニによる植物被害  ,  害虫に対する農薬  ,  動物生理一般 

前のページに戻る