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J-GLOBAL ID:201502200703555925   整理番号:15A0777187

環境認識およびエピジェネティック記憶 FLCを介する機構的洞察

Environmental perception and epigenetic memory: mechanistic insight through FLC
著者 (2件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 133-148  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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クロマチンは,転写レベルで遺伝子調節において中心的な役割を果たす。しかし,環境および発育信号に応答してクロマチン状態がどのように変化するのか,そして多くの細胞分裂の後成的な維持についての理解は乏しいままである。Arabidopsis thaliana(シロイヌナズナ)における花のレプレッサー遺伝子FLOWERING LOCUS C(FLC)は,これら疑問を扱うのに有用なシステムである。FLCは低温への曝露の間転写的に抑制され,クロマチンレベルで環境条件がどのように発現状態を変化させるかという研究を可能にした。暖かい条件でのその後の成長の間もFLC抑制は後成的に維持され,そのため低温への曝露は記憶されている可能性がある。この記憶は真核生物の間で高度に保存される分子複合体に依存し,FLCは植物における生物学的意思決定の理解ためのパラダイムとして興味深いだけでなく,より一般的なクロマチンベースの遺伝子調節を説明するための重要なシステムをもたらす。本レビューでは,FLCクロマチン状態で低温がスイッチをどのように誘導するか,この状態がどのように後成的に記憶されるかについての理解を要約する。次世代での寒冷曝露の必要性を確実にするため,FLCのエピジェネティック状態がどのように種子で再プログラムされるかについても議論する。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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植物生理学一般  ,  遺伝子発現  ,  植物に対する影響 
タイトルに関連する用語 (3件):
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