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J-GLOBAL ID:201502200706848320   整理番号:15A1205021

クラスタ間隙比増加による粒子間の相互干渉の増加

Decrease in mutual interference among particles with increasing cluster void ratio
著者 (4件):
資料名:
巻: 286  ページ: 828-837  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: B0730A  ISSN: 0032-5910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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目的:流れにおける粉体懸濁が不均一に分散する時,粒子はクラスタを形成する。クラスタは,相互流体力学干渉によって,流体および粒子が一緒に移動する状態と定義される。これは,単一粒子沈降と同様と考えられる希薄散乱状態と,凝集体状態との間の,中間状態を代表する。本研究は,クラスタ状態から希薄散乱状態への変化の,臨界間隙比を調べた。設計:均一流に置かれた球状粒子クラスタの直接数値シミュレーションを実施し,種々の間隙比下のクラスタに及ぼす影響を,計算結果に基づいて解析した。方法:クラスタ間隙比(または粒子体積率)と流れおよびクラスタ間の相対速度との間の関係,可視化マップで観察された流れ構造,クラスタ中を通過する空気流の速度分布,および流体力学収支を解析した。結果:(i)粒子クラスタの間隙比εが0.96から0.98にシフトした時,相互干渉効果は失われ,粉体は希薄散乱状態に突然シフトした。(ii)クラスタの運動エネルギーおよび粒子体積率φ(=1-ε)は逆比例した。(iii)空気流に置かれた直後のクラスタ周りの流体力学エネルギーに関しては,ε=0.850の時,非常に強い相互干渉が確認された(つまり,クラスタは剛体と同様)。ε=0.998でほんの弱い相互干渉が存在したので,粉体は単一粒子として挙動したが,クラスタへの効果は残った。結論:粒子体積率およびクラスタの運動エネルギーは逆比例関係を維持し,一方,クラスタ状態は連続的に希薄散乱状態にシフトした。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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粉体工学  ,  不均質流 
タイトルに関連する用語 (3件):
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