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J-GLOBAL ID:201502200809007608   整理番号:15A0357624

細菌基盤のアルギン酸マイクロロボットにおけるキトサン被覆の影響

Effect of chitosan coating on a bacteria-based alginate microrobot
著者 (9件):
資料名:
巻: 112  号:ページ: 769-776  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: D0019A  ISSN: 0006-3592  CODEN: BIBIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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効果的な細菌基盤のマイクロロボットを開発するために,第一に,治療用細菌が生分解性で生体適合性素材を用いてマイクロビーズ中へ封入されなければならない;第二に,治療機能のための封入細菌の放出速度が調節されなければならない;最後に,鞭毛細菌がマイクロロボットの運動性を確実にするためにマイクロビーズ上に付着されねばならない。治療用細菌の封入のために,アルギン酸が生分解性で生体適合性素材として期待される候補であろう。アルギン酸マイクロビーズにおける封入した細菌の非調節化放出及びアルギン酸マイクロビーズの表面への鞭毛細菌の弱い付着のために,アルギン酸マイクロビーズは細菌基盤のマイクロロボットとして用いることができなかった。この論文において,細菌封入の安定性及びアルギン酸マイクロビーズへの鞭毛細菌の付着を増強するために,著者らはキトサン被覆を用いてアルギン酸マイクロビーズの表面修飾を行った。1%キトサン被覆の細菌封入アルギン酸マイクロビーズは72時間までそれらの構造一貫性を維持し,一方キトサン被覆なしのコントロールアルギン酸マイクロビーズ群は24時間後に重篤な分解を示した。アルギン酸マイクロビーズにおけるキトサン被覆は,アルギン酸マイクロビーズの表面における鞭毛細菌の増強した付着を示した。増強した鞭毛細菌付着をもつ細菌可動マイクロロボットは,キトサン被覆なしのコントロール細菌可動マイクロロボットよりもおよそ4.2倍より高い平均速度を示した。その結果として,キトサン被覆を用いた表面修飾は細菌基盤のアルギン酸マイクロロボットの構造安定性と運動性を増強した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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医用素材  ,  微生物生理一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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