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J-GLOBAL ID:201502200839248537   整理番号:15A0293545

燃料エタノール発酵におけるDekkera bruxellensisに対する殺生物剤候補としてのメタ重亜硫酸カリウム

Potassium metabisulphite as a potential biocide against Dekkera bruxellensis in fuel ethanol fermentations
著者 (4件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 248-258  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: C0081C  ISSN: 0266-8254  CODEN: LAMIE7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ブラジルにおける燃料エタノール発酵システムでは,発酵サイクルの間に細胞再投入を行っており,そこではDekkera bruxellensisが共雑酵母として大きな問題となっている。本研究では,メタ重亜硫酸カリウム(PMB)の添加が,Saccharomyces cerevisiaeとD.bruxellensisの純粋培養系と共培養系での増殖と発酵に与える影響を,2つの条件下で評価した。すなわち,発酵サイクルの間に細胞が曝される酸性溶液に添加する条件と,発酵培地に添加する条件である。200~400mg/lの範囲で,PMBはD.bruxellensisの増殖管理に有効であり,その効果は培地と菌株に依存した。酸性溶液に加えたとき(250mg/l),混合培養系で有意な影響が観察できた。これは,S.cerevisiaeによるSO2の不活性化が,PMBによる損傷からD.bruxellensisを保護するためであると推察した。また,PMB存在下でのS.cerevisiaeによるアルコール産生の有意な低下は,生理的応答によるものと予想した。発酵培地に加えたとき,PMBはD.bruxellensisの増殖を制御できたが,細胞死をもたらすことはなく,発酵効率への影響は顕著ではなかった。PMBを添加した混合培養系においては,発酵効率はPMB無添加の場合よりも有意に低かった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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微生物代謝産物の生産 
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