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J-GLOBAL ID：201502200847925182   整理番号：15A0995134

メイクスパン最小化を目指した混合組立ライン問題に対するメタヒューリスティック解法の適用

Application of Metaheuristics to a Mixed-model Assembly Line Problem for Minimizing Makespan

著者 (2件)： 倉重賢治 (鹿児島県立短期大学) ,  柳川佳也 (岡山大学)
資料名： 日本経営工学会論文誌  (Journal of JIMA. English Issues)
巻： 66  号： 2  ページ： 75-82 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： F0241B  ISSN： 1342-2618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,メイクスパン最小化を目指した混合組立ライン問題に対して,メタヒューリスティック解法の適用を試みた.メイクスパンを算出するためには,製品の作業状況を求める必要があり,定式化が困難な条件を有する場合には,微少な時間単位でラインの状況を少しずつ変化させていくシミュレーションの利用を行う.メタヒューリスティック解法を適用するには,投入順序から評価値を算出するプロセスが数多く必要となるが,シミュレーションベースでは,定式化ベースよりも多くの計算が必要とされる.ここでは,定式化が困難な条件下にあるラインを対象に,いくつかの条件を緩和した近似式を設定した上で,この近似式をメタヒューリスティック解法の初期段階に適用し,後半はシミュレーションベースに基づきメイクスパンを最小にする投入順序に対して効率的な探索を行う.(著者抄録)

シソーラス用語： *組立ライン ,  *作業時間 ,  *発見的方法 ,  *シミュレーション ,  定式化 ,  近似式 ,  スケジューリング ,  多種少量生産 ,  数学モデル ,  目的関数 ,  実験 ,  メイクスパン ,  メタヒューリスティクス ,  数値実験

分類 (1件)： 工程管理  (KB03030P)

引用文献 (18件)：

• [1] Monden, Y.: Toyota Production System 2nd Edition, Chapman&Hall (1994)
• [2] Miltenburg, J.: “Level Schedules for Mixed-model Assembly Lines in Just-in-time Production Systems”, Manage. Sci., Vol. 35, No. 2, pp. 192-207 (1989)
• [3] Miltenburg, J. and Sinnamon, G.: “Scheduling Mixed-model Multi-level Just-in-time Production Systems”, Int. J. Prod. Res., Vol. 27, No. 9, pp. 1487-1509 (1989)
• [4] Inman, R.R. and Bulfin, R.L.: “Quick and Dirty Sequencing for Mixed-model Multi-level JIT Systems”, Int. J. Prod. Res., Vol. 30, No. 9, pp. 2011-2018 (1992)
• [5] Cakir, A. and Inman, R.R.: “Modified Goal Chasing for Products with Non-zero/one Bills of Material”, Int. J. Prod. Res., Vol. 31, No. 1, pp. 107-115 (1993)

タイトルに関連する用語 (4件)： メイクスパン ,  最小化 ,  組立ライン ,  ヒューリスティック解法