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J-GLOBAL ID:201502200907887331   整理番号:15A1380011

石炭火力発電所からのCO2捕獲のためのカルシウムループおよび化学溶剤洗浄の改造モデリングと比較

Modelling and comparison of calcium looping and chemical solvent scrubbing retrofits for CO2 capture from coal-fired power plant
著者 (4件):
資料名:
巻: 42  ページ: 226-236  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: W2325A  ISSN: 1750-5836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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炭素捕捉および貯蔵(CCS)は発電部門からのCO2放出低減の費用対効果に優れた方法であると考えられている。アミン洗浄は市場に最も近いCCS技術で,改造シナリオにおける石炭火力発電所の適切な選択肢である。しかし,化学吸収CO2捕獲プロセスにおける溶剤再生に必要なエネルギーは発電所効率および発電出力をかなり低減する。したがって,効率ペナルティが小さい新しい技術を開発する必要がある。ひとつの有望な選択肢はカルシウムループ(CaL)で,高温でのカルシウム系吸着剤の可逆的炭酸化/焼成反応に基づいている。CaLプロセスをモデルにして,580MWel超臨界石炭火力発電所の参照高品質モデルに結合した。二次蒸気サイクルもCaLプロセスからの高品質熱回収としてモデル化した。プロセス解析の結果,CaLプラント改造シナリオにおける効率ペナルティは6.7~7.9%であることを明らかにした。そのような性能はモノエタノールアミンおよび冷却アンモニア洗浄の改造シナリオの効率ペナルティ9,5%および9.0%と比較して良い。さらにCaLプロセスの改造は化学溶剤洗浄シナリオと比べて複雑でなく,実質発電出力が2倍大きくなった。これは成熟したCO2捕獲技術より優れたCaLプラントの重要な利点で,特に,システム能力を増大して電気需要を満たして同時にCO2排出を低減する発電所運転者に利点となる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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環境問題  ,  産業排ガス処理 
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