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J-GLOBAL ID:201502200996128317   整理番号:15A1399280

高解像度のCRISPRスクリーニングにより,適応遺伝子および遺伝子型特異的な癌化傾向が明らかになる

High-Resolution CRISPR Screens Reveal Fitness Genes and Genotype-Specific Cancer Liabilities
著者 (34件):
資料名:
巻: 163  号:ページ: 1515-1526  発行年: 2015年12月03日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒト細胞で遺伝子の機能撹乱ができれば,その遺伝子の機能解明に決定的であり,癌のような疾患に対する治療標的を発見する可能性が大いにある。ヒトで中核となる,および状況に依存する適応度遺伝子のカタログを拡大する目的で,我々は高度に複雑な第2世代ゲノムワイドのCRISPR-Cas9ガイドRNAライブラリーを開発し,5つのヒト細胞株での適応度スクリーニングに応用した。改良型ベイズ解析を用いた結果は,これまでの観察よりも5倍量の適応遺伝子を一貫して見いだす。ヒトにおいて1580個の中核となる適応遺伝子のリストを発表し,これら遺伝子の特徴を記載する。さらに,我々は,状況に依存する適応度遺伝子が,既知の癌遺伝子により誘導される反応経路特異的な遺伝的脆弱性を正確に再現することを示す。そして,発癌性KRASが背景にあるもかかわらず,特異的な受容体型チロシンキナーゼが細胞タイプ別に必要であることを明らかにする。よって,高度に複雑なCRISPR-Cas9ライブラリーを利用してヒト細胞株の適応遺伝子を厳密に同定する方法は,細胞が持つ遺伝的脆弱性に関して高解像度な全体像を提供する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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分子遺伝学一般 

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