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J-GLOBAL ID：201502201026098705   整理番号：15A0859428

プラズマ表面処理 バリア性能の向上

著者 (3件)： 白倉昌 (オールテック) ,  森貴則 (慶応大 理工) ,  鈴木哲也 (慶応大 理工)
資料名： 成形加工  (プラスチック成形加工学会誌)
巻： 27  号： 8  ページ： 327-331  発行年： 2015年07月20日 
JST資料番号： L3123A  ISSN： 0915-4027  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プラズマCVD法によるバリア性向上は,包装用フィルム,PETボトルでの開発・利用が進んでいる。中でもDLC薄膜は,炭素と水素から構成される無機物であり,安全で人体に優しい材料である。現在医療分野でも,血管内に留置するステントに抗血栓性を付与するためにコーティングされ,現在治験段階である。更に大気圧プラズマCVD法の研究進展に伴って,大気圧下であっても実用性のあるバリア性薄膜を作製できることが分った。従来コストや処理面積などの点でバリア性塗装が困難とされてきた安価な食品包装容器等,生活に密着した製品に対しても応用することが可能となる。1)はじめに,2)PETボトル内面へのDLCコーティング,3)PETボトルのリユース適正向上,4)大気圧プラズマCVD法によるガスバリア性向上,5)マイクロ大気圧プラズマCVD法によるガスバリア性向上,6)大気圧プラズマCVD法によるコンクリート保護,7)おわりに。

シソーラス用語： *プラズマ処理 ,  *表面処理 ,  *プラズマCVD ,  被覆 ,  *ガスバリヤ性 ,  包装容器 ,  PETボトル ,  *DLC膜 ,  ステント留置術 ,  生体埋込 ,  抗血栓性 ,  再利用 ,  大気プラズマ ,  コンクリート ,  保護作用 ,  ステントグラフト内挿術 ,  プラズマCVDコーティング ,  挿入
準シソーラス用語： ステントグラフト留置術 ,  プラズマCVD被覆

分類 (5件)： 大気・天体プラズマ  (BJ02020M) ,  プラズマ応用  (BJ02110K) ,  気相めっき  (WC08022K) ,  包装材料  (YH06030Q) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

引用文献 (18件)：

• 1) 今井隆之 : 包装学会誌 5(2),152(1996)
• 2) Felts, J. T. : J. Plast. Film. Sheet., 9(3), 201(1993)
• 3) 白倉昌 : 最新バリア技術 (永井一清監修),シーエムシー出版,218(2011)
• 4) Shimamura, E., Nagashima, K. and Shirakura, A. : Proc. 10 th IAPRI Conference, November 3-5, Melbourne, Australia, 251(1997)
• 5) Shirakura, A., Nakaya, M., Koga, Y., Kodama, H., Hasebe, T. and Shuzuki, T. : Thin Solid Films, 494, 84 (2006)

タイトルに関連する用語 (3件)： プラズマ ,  表面処理 ,  バリア