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J-GLOBAL ID：201502201028501043   整理番号：15A0793884

高臨場感を与える視聴覚ディスプレイのための音像制御システム

著者 (3件)： 中谷彰皓 (同志社大 大学院理工学研究科) ,  片桐滋 (同志社大 大学院理工学研究科) ,  大崎美穂 (同志社大 大学院理工学研究科)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2015  号： GN-94  ページ： VOL.2015-GN-94,NO.23 (WEB ONLY)  発行年： 2015年03月05日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 遠隔地間の協調的作業の支援を目指して開発を進めている視聴覚ディスプレイのための,多チャンネル・多音源対応の音像制御システムを紹介する。本システムは,大型ディスプレイ上に正確に音像を生成することを目指して提案されている音像生成方式,音響反射板方式のための音出力制御用ソフトウェアである。低遅延ドライバインタフェースであるCoreAudioを用い,音響反射板方式で用いられる6台の平面スピーカからの出力音間の同期をほぼ完全な形で実現している。また,音像間には21ミリ秒程度のずれはあるものの,複数の音源に対応する複数音像を同時にディスプレイ上に生成することも可能となっている。(著者抄録)

シソーラス用語： 協調作業 ,  *オーディオ機器 ,  *表示装置 ,  *臨場感 ,  *音像定位
準シソーラス用語： 聴覚ディスプレイ ,  *視聴覚ディスプレイ ,  *マルチチャネル音響

分類 (1件)： オーディオ機器  (NC06010U)

引用文献 (11件)：

• Keiji Hirata, Yasunori Harada, Toshihiro Takada, Shigemi Aoyagi, Yoshinari Shirai, Naomi Yamashita, Katsuhiko Kaji, Junji Yamato, and Kenji Nakazawa, "t-Room: Next Generation Video Communication System," Proceedings of World Telecommunications Congress at IEEE Globecom (WTC'08), 2008.
• 澤崎博章,山下春香,中谷彰皓,片桐滋,大崎美穂,"映像の有無を伴う音響反射板方式の音像定位制度の評価,"電子情報通信学会技術研究報告.EA,応用音響113(242),9-16,2013.
• Gabriel Pablo Nava, Keiji Hirata, Masato Miyoshi, "A loudspeaker design for sound image localization on large flat screens," Acoustical Science and Technology Vol.31,No.4,pp.278-287,2010.
• Y.Makita, "On the Directional Localization of Sound in the Stereophonic Sound Field," EBU Review No.73-A, pp102-108, 1962.
• 安藤彰男,"高臨場感音響技術とその理論Theory of Three-Dimensional Sound Field Reproduction",IEICE Fundamentals Review Vol3 No.4,pp33-46,2009.

タイトルに関連する用語 (5件)： 臨場感 ,  視聴覚 ,  ディスプレイ ,  音像 ,  制御システム