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J-GLOBAL ID:201502201055028618   整理番号:15A0484429

プラズマ窒化したオーステナイトステンレス鋼の耐食性の評価

Evaluation of the corrosion resistance of plasma nitrided austenitic stainless steel
著者 (5件):
資料名:
巻: 106  号:ページ: 267-274  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: E0438A  ISSN: 1862-5282  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,オーステナイトステンレス鋼を,プラズマ窒化技術で一般的に使用される方法に従い,500°Cでプラズマ窒化した。30日間の自然通気0.5M NaCl溶液中での電気化学インピーダンス分光法(EIS)測定を,開回路電位で行い,それらを,材料に形成された保護表面層の物理化学特性を記述する電気等価回路に適合することにより,解明した。膜形態と腐食攻撃のタイプを,走査型電子顕微鏡法と光学顕微鏡法を用いて特徴付け,一方,表面層の相成分を,X線回折分析により分析した。非常に低い腐食電流密度(~1μA cm-2)と不働態電流密度(~3μA cm-2)を,窒化オーステナイトステンレス鋼サンプルの動電位分極曲線から得た。窒化サンプルは,非処理材料より,大きなゼロ電流電位とブレークダウン電位を示した。耐食性の改善は,オーステナイトステンレス鋼表面の窒化クロムを含む層の形成に起因していた。しかし,非窒化と窒化オーステナイト鋼サンプル表面に形成された保護層は,ピッチング腐食電位の測定により特徴付けられた塩化物を含む溶液中の局所化されたブレークダウンの傾向があった。通気された0.5M NaCl水溶液での窒化オーステナイトステンレス鋼サンプルのEISスペクトルは,窒化層/溶液界面での反応特性と窒化層が主原因となる2つの時定数を示した。EIS試験は,開回路電位で,0.5M NaCl水溶液中に30日間の浸漬後,オーステナイトステンレス鋼が,不働態を示すことを確認した。実験線形分極曲線,EIS図と等価回路パラメータは,通気された0.5M NaCl水溶液中の窒化オーステナイトステンレス鋼サンプルが,高い電気化学耐食性を表すことを示した。
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分類 (2件):
分類
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腐食  ,  表面硬化熱処理 
タイトルに関連する用語 (4件):
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