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文献
J-GLOBAL ID:201502201128498872   整理番号:15A1063744

超音波によるアクチュエーション技術 1)特殊環境下用超音波モータの開発=強磁場内における高速回転操作を目的とした超音波モータ=

著者 (2件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 10-12  発行年: 2015年10月01日 
JST資料番号: L2344A  ISSN: 0916-2410  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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筆者らのグループでは,極限環境として極低温下における超音波モータに関する研究を行っている。本稿では,他の極限環境として,強磁場環境に着目し,化学分野で使用される固体NMR装置への適用を目的とした回転型超音波モータについて紹介する。本研究グループでは超音波モータの応用先として,固体物質を強磁場環境に設置し,核スピンの共鳴現象を利用して分子構造を分析する固体NMR装置に着目している。固体NMR分析では,異方性の減少を目的として,静磁場に対して54.7度傾けた状態で試料の高速回転を行う必要がある。現在の試料回転機構は空気圧タービン式であり,測定環境が通常環境(室温,大気圧下)に限定されている。本稿では,本超音波モータについて紹介すると共に,超音波モータを使用した固体NMR分析の結果から,その応用の可能性について示す。アミノ酸の中で最も単純な構造を持つグリシンの固体NMR分析を行う。本文に測定結果を示す。上下方向は無回転時(異方特性)を,左右方向は回転時(等方特性)を表している。無回転時ではピークが鈍く,複数の化学シフトが混在しているようにも見える。一方,回転時では180ppm付近にピークが見られ,カルボキシ基の化学シフトと一致することから,グリシンが持つ構造の特定が行える。このことから,超音波モータを使用した固体NMR分析に成功している。
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