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J-GLOBAL ID：201502201210781468   整理番号：15A0744601

工具経路生成時間短縮法の開発 -加工点依存プログレッシブメッシュ表現の適用-

Development of Collision Check Method with Lower Calculation Cost for Tool Path Generation -Application of Cutting Point Dependent Refinement of Progressive Mesh-

著者 (4件)： 鬼頭亮太 (金沢大学大学院) ,  高杉敬吾 (金沢工業大学) ,  浅川直紀 (金沢大学) ,  岡田将人 (金沢大学)
資料名： 精密工学会誌(Web)  (Journal of the Japan Society for Precision Engineering (Web))
巻： 81  号： 4  ページ： 376-383 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0462A  ISSN： 1882-675X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最近は多軸制御加工機を用いた自由曲面の加工が増えているが,その場合,CAMでの3Dモデル構成は重要となる。加工点の生成には誤差の少ない幾何計算が必要であるが,干渉等の検出には厳密さは必要でない。本研究では,工具経路生成時の計算時間を短縮するために,QEM法と視点依存プログレッシブメッシュ(V-PM)表現を応用した加工点依存プログレッシブメッシュ(C-PM)表現による工作物の簡素化を提案した。QEM法やV-PM法についてそのアルゴリズムを解説し,C-PM法の有効性を示した。検証実験を行い,C-PM表現を用いることで,不要な部分のメッシュのみを簡素化し全体として工作物のメッシュ数削減が確認できた。

シソーラス用語： *工具経路 ,  CAM【生産】 ,  モデル ,  分割 ,  曲面 ,  工作物 ,  三次元モデル ,  自由曲面 ,  多軸制御
準シソーラス用語： 3Dモデル ,  メッシュセグメンテーション ,  *メッシュ分割 ,  *経路生成

分類 (2件)： 工作機械要素,ジグ,チャック  (QC01020Z) ,  工作一般  (QC01010O)

引用文献 (12件)：

• 1) 引地達哉, 中本圭一,石田徹,竹内芳美 : 工具姿勢および姿勢変化を考慮した5軸制御加工用工具経路の生成, 日本機械学会 2010年度年次大会講演論文集, (2010), 207
• 2) 穂積昭充, 朱疆,田中智久,齋藤義夫 : NURBS曲面の分割による高効率加工パスの生成,2013年度精密工学春季大会学術講演会講演論文集 (2014), 1065
• 3) 金子順一, 堀尾健一郎 : 5軸制御切削加工における工具姿勢のグラフィックスハードウェアを用いた高速な決定法—被削物のオフセット面と視線群との交差判定を利用した加工可能工具姿勢範囲の導出—, 精密工学会誌, 72, 8 (2006), 1012
• 4) 小畑智靖, 森重功一, 竹内芳美 : 2次元C-Spaceを利用した5軸制御加工のための工具経路生成法—複雑形状加工に適用するための処理の高速化と堅固化を重視した改良—, 精密工学会誌, 70, 2 (2004), 287
• 5) M. Garland and P. S. Heckbert. Surface simplification using quadric error metrics. In Computer Graphics (Proc. SIGGRAPH 97), 209. ACM Press, New York, 1997.

タイトルに関連する用語 (4件)： 工具経路 ,  時間短縮 ,  開発 ,  表現