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J-GLOBAL ID：201502201213312362   整理番号：15A0958388

細胞培養液中におけるナノ粒子コロイド安定性および細胞相互作用に与える影響

Nanoparticle colloidal stability in cell culture media and impact on cellular interactions

著者 (9件)： MOORE Thomas L. (Adolphe Merkle Inst., Univ. of Fribourg, 1700 Fribourg, Switzerland. [e-mail]) ,  RODRIGUEZ-LORENZO Laura ,  HIRSCH Vera ,  BALOG Sandor ,  URBAN Dominic ,  JUD Corinne ,  ROTHEN-RUTISHAUSER Barbara ,  LATTUADA Marco ,  PETRI-FINK Alke
資料名： Chemical Society Reviews  (Chemical Society Reviews)
巻： 44  号： 17  ページ： 6287-6305  発行年： 2015年10月07日 
JST資料番号： D0479B  ISSN： 0306-0012  CODEN： CSRVBR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ材料は,造影,診断および薬剤デリバリーの様な,生物医学応用に対する使用が増加している材料である。ナノ粒子(NP)の物理化学的な性質は,生物反応および相互作用を指示できることは良く理解されているが,期待するin vitroとin vivoの結果にNPの性質を直接リンクする統一的枠組みを描くことは困難である。電解質,蛋白質,脂質等を含む,複雑な生物学的媒体に導入した場合,ナノ粒子(NPs)は,この環境でそれらの挙動を決定する,広範な力の対象になる。しばしば,低く評価されるか,見過ごされている,生物系におけるNP挙動の一つの側面は,凝集である。NP凝集は,in vitroの挙動(ドシメトリー,NP取り込み,細胞毒性)およびin vivo運命(薬動力学,毒性,生体分布)を有意に変化する。このために,NPのコロイド安定性および凝集を駆動する因子の理解が最重要である。更に,ナノスケールレベルでのNPsとの生物学的相互作用の研究は,複数の性質解明方法の頑健な理解のある,学際的な努力を必要とする。この総説では,NPのコロイド安定性を決定する因子,生物媒体中でNPを安定化する各種の努力,in situでNPコロイド安定性を特徴づける方法を検討し,NPと細胞との相互作用に関する考察を示した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： 培地 ,  *ナノ粒子 ,  コロイド ,  安定性 ,  *相互作用 ,  *ナノ材料 ,  造影剤 ,  診断 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  *利用 ,  化学的性質 ,  in vitro実験 ,  in vivo実験 ,  電解質 ,  タンパク質 ,  脂質 ,  *媒質 ,  挙動 ,  *細胞毒性 ,  *細胞生理 ,  マイクロドシメトリー ,  凝集 ,  *取込 ,  *薬物動力学 ,  生体内分布 ,  規模 ,  *生物相互作用
準シソーラス用語： コロイド安定性 ,  *細胞間相互作用 ,  *生物医学応用 ,  物理化学的性質 ,  *細胞挙動 ,  *細胞取込 ,  ナノスケール

分類 (2件)： 医用素材  (GA05040H) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 細胞培養 ,  液中 ,  ナノ粒子 ,  コロイド安定性 ,  細胞 ,  相互作用