抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文は,郊外集合住宅団地における地域活動の実態と活性化要因に関して,横浜市旭区若葉台団地を対象として報告した。先ず,本研究では首都圏東京都のベッドタウンである神奈川県横浜市旭区若葉台団地を対象としたこと,若葉台は,横浜市内の集合住宅のうち,戸数において最大の団地(6532戸)であること,調査方法は,主にインタビュー調査と資料・文献調査の2つの方法で進めたこと等を報告した。次に,団地内活動組織,団地内組織による活動分析を報告した。最後に,まとめと考察として,若葉台における組織の活動や連携が活発な要因は,一般財団法人若葉台まちづくりセンターが,若葉台の総合的なマネージメント機能を担っていること,連合自治会,若葉台地区社会福祉協議会から特定のテーマに特化した派生団体があること,本来自治会を統括する連合自治会が幅広い分野で活躍している事で,各団体を結ぶパイプ役となっていること,団地内組織が学校を一つの共通テーマとして認識し,それによって重層的な組織構造を持っていること等を報告した。