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J-GLOBAL ID：201502201276054630   整理番号：15A1192233

水準測量によって測定された桜島火山の地盤上下変動-2014年11月測量の結果-

Vertical Ground Deformation in Sakurajima Volcano Measured by Precise Leveling Survey Conducted in November 2014

著者 (13件)： 山本圭吾 (京大) ,  吉川慎 (京大 大学院理学研究科) ,  松島健 (九大 大学院理学研究院) ,  大倉敬宏 (京大 大学院理学研究科) ,  横尾亮彦 (京大 大学院理学研究科) ,  井上寛之 (京大 大学院理学研究科) ,  三島壮智 (京大 大学院理学研究科) ,  内田和也 (九大 大学院理学研究院) ,  園田忠臣 (京大) ,  関健次郎 (京大) ,  小松信太郎 (京大) ,  堀田耕平 (京大 大学院理学研究科) ,  藤田詩織 (九大 大学院理学研究院)
資料名： 京都大学防災研究所年報(CD-ROM)  (Abstracts for Annuals. Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University (CD-ROM))
号： 58  ページ： ROMBUNNO.58B,10  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： S0431B  ISSN： 0386-412X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 桜島火山及び姶良カルデラ周辺域においては,1955年から始まった山頂噴火活動活発化以降,地盤の上下変動測定のための水準測量が繰り返されてきた。「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画」における課題「桜島火山におけるマグマ活動発展過程の研究」の一環として,2014年11月に桜島火山において一等水準測量の繰返し観測を実施した。測量結果は,2013年11月から翌年11月の期間に,姶良カルデラ地下のマグマ溜りにおける増圧傾向(マグマの滞留)は停滞している可能性があることを示唆した。一方,桜島中央部沈降(収縮)の傾向はより明瞭になり,昭和火口の噴火活動を反映した南岳直下のマグマ溜りにおけるマグマ放出量の増大を示唆していると考えられる。

シソーラス用語： *火山 ,  カルデラ ,  噴火活動 ,  *変動 ,  *水準測量 ,  火成活動 ,  マグマ溜り
準シソーラス用語： 姶良カルデラ ,  *桜島火山 ,  *地盤変動

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  一般測量  (RC02030S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 水準測量 ,  桜島火山 ,  地盤 ,  上下変動 ,  測量