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J-GLOBAL ID：201502201291829583   整理番号：15A0610848

マイクロRNA遺伝子のメチル化は,両性雄花性ポプラの両性花発生における遺伝子発現を調節する

Methylation of microRNA genes regulates gene expression in bisexual flower development in andromonoecious poplar

著者 (4件)： SONG Yuepeng (Beijing Forestry Univ., Beijing, CHN) ,  TIAN Min (Beijing Forestry Univ., Beijing, CHN) ,  CI Dong (Beijing Forestry Univ., Beijing, CHN) ,  ZHANG Deqiang (Beijing Forestry Univ., Beijing, CHN)
資料名： Journal of Experimental Botany  (Journal of Experimental Botany)
巻： 66  号： 7  ページ： 1891-1905  発行年： 2015年04月 
JST資料番号： C0579A  ISSN： 0022-0957  CODEN： JEBOA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 両性雄花性ポプラの両性花における候補遺伝子の性特異的なDNAメチル化と発現が明らかとなってきたが,メチル化とマイクロRNA(miRNA)との調節の関係は不明のままである。本研究では,両性雄花性ポプラの雌花と雄花におけるメチローム,miRNAとトランスクリプトームを解析して,メチル化とmiRNAとの関係を調査した。その結果,27636のメチル化コード遺伝子と113のメチル化miRNA遺伝子が同定された。メチル化は,miRNA遺伝子発現と有意で負の鎖特異的な相関が認められた。そして,miRNA172bは,メチル化修飾を介して,両性雄花性ポプラの両性花の発生に関連する遺伝子発現の調節に重要な役割を果たしていると考えられた。こうした結果は,ポプラにおける花の発生に関する今後の研究や,蛋白質をコードする遺伝子以外の遺伝子に対するエピジェネティック制御の効果を解明するのに有用であると期待される。

シソーラス用語： ハコヤナギ属 ,  形態形成 ,  *メチル化 ,  アンチセンスRNA ,  *遺伝子発現 ,  遺伝的調節 ,  生物
準シソーラス用語： *DNAメチル化 ,  miRNA ,  Populus ,  エピジェネティック制御 ,  ポプラ ,  マイクロRNA ,  両性花

分類 (3件)： 生殖  (EH02040F) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  森林植物学  (FF02020E)

タイトルに関連する用語 (8件)： マイクロRNA ,  遺伝子 ,  メチル化 ,  雄花 ,  ポプラ ,  両性花 ,  遺伝子発現 ,  調節