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J-GLOBAL ID:201502201336108475   整理番号:15A0572613

pH2におけるSalmonella enterica Enteritidis NaIRの生存におけるhdeB-遺伝子(SEN1493)の寄与

Contribution of the hdeB-like Gene (SEN1493) to Survival of Salmonella enterica Enteritidis NalR at pH 2
著者 (2件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 353-359  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: W2345A  ISSN: 1535-3141  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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大腸菌では,酸性に感受性のペリプラズム蛋白質の保護はhdeABによってコードされる酸誘導性シャペロニンによって行われている。しかし,Salmonella entericaはhde-B様遺伝子のみを保有し,その機能について知られていない。hde-B様遺伝子をSalmonella enterica Enteritidis NaIRおよびSalmonella enterica Kentucky3795で欠失させた。それらの株を,pH5.5に緩衝されたトリプシン大豆ブロス(TSB)中で一晩増殖させ,20分間TSBをpH2にした。pH2処理を行ったEnteritidis野生型株は,コロニー形成単位が0.5log10の減少を示したが,欠失株の生存細胞は1.6log10で減少した。同じように処理されたSalmonella enterica Kentucky3795株では,生存率に差は観察されなかった。pH2.5或いは3へのそれらの株の曝露は,hde-B様遺伝子の存在に係わらず,同じlogレベルの減少をもたらした。両方の血清型の野生型および欠失菌株は,酸性pHへの曝露前にpH7で緩衝した培地中で増殖させた場合には,血清型またはhde-B様遺伝子の存在あるいは不存在に対する生存率の差は認められませんでした。独自の或いは,pFPV25からgfp遺伝子の前にクローン化されたSalmonella enterica Kentucky3795株由来のhde-B様遺伝子の上流,遺伝子内領域を保持するSalmonella enterica Enteritidis NaIRは,pH5.5で増殖させたときに最大の蛍光を示した,しかしながら,それに対応するプラスミドを保持するSalmonella enterica Kentucky株は成長培地のpHにかかわらず,蛍光を示さなかった。したがって,Salmonella enterica Kentucky3795株ではなく,Salmonella enterica Enteritidisにおいてhde-B様遺伝子はpH2における生存に貢献し,その発現は培地のpHに応答する。
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分類 (3件):
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微生物感染の生理と病原性  ,  酵素生理  ,  遺伝的変異 
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