抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ASTM E837規格(穿孔ひずみゲージ法による残留応力測定法)では,測定対象物の肉厚や応力状態に応じて,3種類の場合について規定しているが,そのうち「厚肉で深さ方向に不均一な応力分布を有する場合(ブラインド穿孔測定)」の規定に準拠した不均一残留応力分布測定法の妥当性の検証に関する発表論文は見当たらない。そこで,本稿では当該規定について検証試験を実施した。その結果,穿孔法により,深さ方向に不均一な残留応力分布を測定できることを実証することができたと述べ,その結果を報告した。初期残留応力の影響により,深さ方向全体でbeam theoryと完全に一致することを確認することはできなかったが,本研究の本質的な目標である「穿孔法により深さ方向に不均一な実際の応力分布を測定できる」ことを実証することができたと述べた。