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J-GLOBAL ID:201502201631830841   整理番号:15A1311324

河口干潟における大気-海水間の二酸化炭素フラックス

AIR-SEA CO2 FLUX IN RIVER MOUTH TIDAL FLAT
著者 (4件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: I.1321-I.1326 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0396A  ISSN: 1883-8944  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究は大阪府を流れる淀川河口干潟において,大気-海水間のCO2フラックスとその影響要因を明らかにすることを目的に調査を行った.河口干潟の水質について,冬季のpCO2の変動は小さいが,夏季のpCO2の変動は大きく,夏季には貧酸素化している特徴があった.年間を通してほぼ海面から大気へとCO2は放出されており,CO2フラックスについて年間のCO2の排出量は54.8 gC/m2/yearと推定することができた. 決定木解析より,河口干潟の大気-海面間のCO2フラックスはpHと風速の要因により変動しており,河口干潟のpHは沿岸域と比べると低く,植物プランクトンを中心とした浮遊生態系だけでなく,底生生態系の影響を受けていることが考えられた.(著者抄録)
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分類 (1件):
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沿岸海洋物理学 
引用文献 (14件):
  • 1) Nellemann, C., Corcoran, E., Duarte, C. M., Valdes, L., DeYoung, C., Fonseca, L., Grimsditch, G. (Ed.) : Blue carbon: The role of healthy oceans in binding carbon. A Rapid Response Assessment. United Nations Environment Programme, GRID-Arendal., pp. 1-78, 2009.
  • 2) IPCC (Intergovernmental Panel on Climate Change) : Climate Change 2013: The Physical Science Basis. Contribution of Working Group I to the Fifth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change, Cambridge University Press, Cambridge, United Kingdom and New York, NY, USA, pp 1-1535, 2013.
  • 3) 藤井智康,藤原建紀,中山浩一郎:大阪湾東部の二酸化炭素の放出・吸収量,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 69,No. 2,pp. I_1111-I_1115,2013.
  • 4) 田多一史,所立樹,渡辺謙太,桑江朝比呂:北海道風蓮湖における大気-海水間CO2フラックスに影響を及ぼす要因,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 69,No. 2,pp. I_1252-I_1257,2013.
  • 5) 気象庁:海洋観測指針(第1部),pp. 1-200,1999.
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