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J-GLOBAL ID:201502201740711135   整理番号:15A0903825

汚染土壌中の安定及び放射性セシウムの分離/固定用ナノ-Fe/Ca/CaO/[PO4]複合材料の無溶媒合成と応用

Solvent-free synthesis and application of nano-Fe/Ca/CaO/[PO4] composite for dual separation and immobilization of stable and radioactive cesium in contaminated soils
著者 (5件):
資料名:
巻: 297  ページ: 74-82  発行年: 2015年10月30日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,安定(133Cs)及び放射性セシウム化学種(134Cs及び137Cs)による乾燥汚染土壌の分離及び固定処理用のナノ-Fe/Ca/CaOベース複合材料の合成及び応用について評価した。ナノ-Fe/CaO,ナノ-Fe/Ca/CaO及びナノ-Fe/Ca/CaO/[PO4]による摩砕後,約31,25及び22wt%の磁性画分土壌を分離した。これらによって得た133Cs固定値は,それぞれ約78,81及び100%であった。福島由来の実際の放射性セシウム汚染土壌を,ナノ-Fe/Ca/CaO/[PO4]で処理して,約27.3wt%の磁性土壌画分と72.75%の非磁性土壌画分を分離した。捕捉された134Cs及び137Csの最大量を,磁気分離した最低重量土壌画分に見出した(即ち,処理土壌の27.3%中80%)。諸結果は,磁性或いは非磁性土壌画分中の134Cs及び137Csが,100%固定されたことを示唆した。ナノ-Fe/Ca/CaO/[PO4]処理土壌の形状特性及び鉱物相の特性を,SEM-EDS,EPMA及びXRDによって解析した。EPMA及びXRDパターンは,処理土壌用封入/結合材料の主画分が,Ca/PO4関連結晶複合体を含むことを示した。以上の諸結果は,乾燥条件下でのナノFe/Ca/CaO/[PO4]による単純な摩砕処理が,放射性セシウム汚染土壌に対する極めて効率が高い分離及び固定法である可能性を示唆している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌汚染  ,  その他の汚染原因物質  ,  環境の汚染及び防止  ,  環境衛生,公害対策一般 

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