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J-GLOBAL ID：201502201990831160   整理番号：15A0961838

新しい炭素発泡体:バイオマスからの炭素質”泡”の作製

A novel carbon foam: making carbonaceous “lather” from biomass

著者 (2件)： LEI Hong (Southwest Univ. of Sci. and Technol., Engineering Res. Center of Biomass Materials, Ministry of Education, 621010 ...) ,  CAO Xiangli (Southwest Univ. of Sci. and Technol., School of Material Sci. and Engineering, 621010, Mianyang, People’s Republic ...)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 50  号： 15  ページ： 5318-5327  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭素発泡体は1960年代に最初に開発されて以来多くの注目を浴びてきた。報告された炭素発泡体のほとんどのものは泡壁が厚いもので,適用するに際して炭素の骨格を効果的に使用できないものであった。そこで,本研究では,ナノ厚みの炭素質壁を有するバイオマス由来の炭素発泡体を提示した。通常のオーブン加熱工程ではなく,わずか数分間のマイクロ波照射の支援により炭素発泡体を調製した。調製された炭素発泡体は網状の形態を持つ。ネットワークのメッシュは約10~50μmの範囲の寸法で,約25nmの厚みの薄い炭素質の壁によって結ばれている。この炭素発泡体は,約2~4nmの狭く分布したスリットメソ孔を有する。その構造の中には,ヒドロキシル,カルボニル,そしてエポキシというような活性基が検出された。この材料は,電気化学材料あるいは触媒担体として適用できる可能性がある。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *多孔質体 ,  *炭素材 ,  中空壁 ,  厚み ,  *バイオマス ,  マイクロ波照射 ,  化学合成 ,  ネットワーク構造 ,  細孔 ,  ナノ構造 ,  カルボニル基 ,  触媒担体 ,  ヒドロキシ基
準シソーラス用語： ヒドロキシル基 ,  エポキシ基 ,  バイオマス由来 ,  マイクロ波支援合成 ,  メソ孔 ,  *炭素発泡体 ,  肉厚 ,  ナノ壁

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 炭素発泡体 ,  バイオマス ,  炭素質 ,  泡 ,  作製