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J-GLOBAL ID：201502202038376919   整理番号：15A0706888

異なるSi/Alモル比を有するメタカオリン系ジオポリマの構造特性と圧縮強度の関係

Relations between the structural characteristics and compressive strength in metakaolin based geopolymers with different molar Si/Al ratios

著者 (2件)： OZER Isil (Dep. of Chemical Engineering, Bogazici Univ., Bebek, 34342 Istanbul, TUR) ,  SOYER-UZUN Sezen (Dep. of Chemical Engineering, Bogazici Univ., Bebek, 34342 Istanbul, TUR)
資料名： Ceramics International  (Ceramics International)
巻： 41  号： 8  ページ： 10192-10198  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： H0705A  ISSN： 0272-8842  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Si/Alモル比が1.12,1.77および2.20のメタカオリン系ジオポリマを十分に特性付け,この系の構造と性能の関係を確立するために,X線回折(XRD),フーリエ変換赤外分光法(FTIR),走査電子顕微鏡(SEM)および圧縮強度の測定を実施した。XRDの結果は,結晶性成分に含まれる1.12のSi/Al比を有するジオポリマ試料が,主にゼオライトAおよび/またはソーダライト相であることを示した。Si/Al比が1.77および2.20のジオポリマは「X線アモルファス」で石英量は少なかった。SEMの結果から,微細構造はSi/Al比が1.12のジオポリマは結晶成分を含み,一方Si/Al比が1.77と2.20試料はアモルファス微細構造を含むことを確認した。Si/Alモル比が増加すると,FTIRスペクトル中の主バンドの位置および幅が系統的に増加することを見出した。このバンド強度は系内のSi量の増加に伴って減少し,ジオ重合の増加を示した。この増加は,ジオポリママトリックスへのSiO₂の取り込みの増加による強い結合環境を備える三次元構造の形成に関連する。またこれらの試料の圧縮強さは,Si/Alモル比が増加すると系統的に増加することを見出した。分光分析,回折および顕微鏡検査から得られた構造特性の進展は,これらのジオポリマで実施した圧縮強度測定の結果と直接相関することを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： モル比 ,  ケイ素 ,  アルミニウム ,  *カオリン ,  *無機重合体 ,  セメント ,  *圧縮強さ ,  FTIR分光法 ,  結晶度 ,  合成ゼオライト ,  方ソーダ石 ,  非晶質 ,  石英 ,  微細構造 ,  重縮合
準シソーラス用語： ジオポリマ ,  メタカオリン

分類 (1件)： セメントの性質・分析  (YC05040F)

タイトルに関連する用語 (7件)： Si ,  Al ,  モル比 ,  メタカオリン ,  ジオポリマ ,  構造特性 ,  圧縮強度