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J-GLOBAL ID：201502202046786701   整理番号：15A1133778

ルチルTiO₂(011)上のFe(II)Ti(IV)O₃の規則混合単一層酸化物

Ordered Fe(II)Ti(IV)O₃ Mixed Monolayer Oxide on Rutile TiO₂(011)

著者 (4件)： HALPEGAMAGE Sandamali (Univ. South Florida, Florida, USA) ,  DING Pan (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  GONG Xue-Qing (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  BATZILL Matthias (Univ. South Florida, Florida, USA)
資料名： ACS Nano  (ACS Nano)
巻： 9  号： 8  ページ： 8627-8636  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： W2326A  ISSN： 1936-0851  CODEN： ANCAC3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属酸化物の基板に金属を堆積すると,基板の酸化物との相互混合で,金属酸化物上に複合酸化物の単一層が形成される。この単一層で長範囲規則度を実現できれば,ナノ触媒などに利用できる。長範囲規則度を有する単一層を形成するために,TiO₂(011)表面での複合酸化物の形成について検討した。ルチル基板に酸素雰囲気下で鉄を堆積し,300°Cでアニーリングを行った。表面にFe(II)Ti(IV)O₃の単一層の混合酸化物が形成された。走査型トンネル顕微鏡法,光電子放出分光法,低エネルギーイオン散乱法で,この表面を分析した。また,密度汎関数理論を利用して,表面構造も解析した。表面には,FeTiO₃の単一層が形成され,規則的な表面構造を有していた。超高真空下の300°Cの焼なましでも安定で,表面の50%がFeOユニットで構築されていた。長範囲規則度が大きな複合酸化物の単一層を形成できることが分かった。

シソーラス用語： 酸化物 ,  *単一層 ,  薄膜 ,  *鉄化合物 ,  チタン化合物 ,  規則相 ,  混合 ,  ルチル型結晶 ,  *酸化チタン ,  顕微鏡観察 ,  イオン散乱分光法 ,  表面分析 ,  計算機シミュレーション ,  焼なまし ,  多成分系 ,  複合体 ,  長範囲規則度 ,  触媒 ,  ナノ構造 ,  酸素 ,  鉄 ,  光電子放出 ,  密度汎関数法 ,  表面構造 ,  構造解析
準シソーラス用語： ナノ触媒 ,  酸化物薄膜 ,  走査型トンネル顕微鏡法 ,  低エネルギーイオン散乱分光法 ,  複合酸化物

分類 (1件)： 酸化物薄膜  (BK14050P)

タイトルに関連する用語 (8件)： ルチル ,  TiO2 ,  Fe ,  Ti ,  O3 ,  規則 ,  単一層 ,  酸化物