抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
芸術を背景として発展してきたデザインの営みとそのアプローチを紹介し,新しい学術領域として「デザイン学」を構築できる可能性について言及した。芸術デザインは「人間の関心と行為の可能性空間を創造すること」であり,可能性空間の「在りよう」を実現する「仕組み」の考案が重要な取り組みとなる。物事の「在りよう」を具現化するために対象を複数の視野でとらえることが重要であり,デザインの実践として社会のスコープ,活動のスコープ,道具のスコープについて解説した。芸術デザインの方略として「生活世界」のアプローチと「概念世界」のアプローチを対比させる形で紹介し,これらの「コンテキスト」と「テキスト」の観点からの協調関係について解説した。