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J-GLOBAL ID:201502202101637389   整理番号:15A1141132

医薬応用の為に有用なナノ粒子を製造するフミン酸とプルロニックF127の相互作用

The interactions between humic acids and Pluronic F127 produce nanoparticles useful for pharmaceutical applications
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巻: 17  号: 10  ページ: 3204,1-11  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: W1361A  ISSN: 1388-0764  CODEN: JNARFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フミン酸(HAs)はフェノール及びカルボン酸を含む多種多様な官能基から成る巨大分子で,抗炎症性と抗酸化性を持つ。HAsはアルカリ性条件下でのみ水性媒体中で完全に溶ける。中性pHで,OH/OOH基のプロトン化は疎水性コアを含むミセル様構造の形成を齎す。プルロニックF127(PF127)は界面活性剤特性を持つ非イオン性で非毒性のブロック共重合体であり,疎水性相互作用を通してHAsと相互作用する事が出来る。本研究では,この相互作用が医薬応用の為のHA-PF127構造の可能性確認の為に研究された。使用したHAsは,フェノール(15.92%),カルボン酸(13.70%),そして13C NMR,GC-MS,及びFTIRで特性評価される様な他の芳香族基で構成された。初めに,HA-PF127の相互作用はPF127のCMCで5倍の減少により同定された。HA:PF127モル比の効果は,機械撹拌下でPF127分散液に自然発生するHAsの追加により研究された。最高比,1:8と1:80は,約100nmのサブミセル凝集体と,各々,-28.37と-30.23mVのゼータ電位の形成を支持した。HA-PF127構造は,約0.43の球状で,多分散性を持った。これらの結果は,HAsとPF127の相互作用が安定ナノ粒子を製造する事を示す。これらのナノ粒子は疎水性生物活性物質のキャリアとして,抗酸化剤又は抗炎症剤として使用出来る。筆者等の知る限り,この研究はHA-PF127ナノ粒子を開発する初めての試みである。Copyright 2015 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
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薬物の物理化学的性質 
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