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J-GLOBAL ID:201502202102040831   整理番号:15A0851113

ポリカプロラクトン薄膜ミクロおよびナノ多孔性細胞カプセル

Polycaprolactone Thin-Film Micro- and Nanoporous Cell-Encapsulation Devices
著者 (7件):
資料名:
巻:号:ページ: 5675-5682  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: W2326A  ISSN: 1936-0851  CODEN: ANCAC3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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いろいろな組織の移植を可能にするためには,その細胞を封入するカプセルが重要であり,移植の成功を左右するものである。細胞カプセルとして優れているのは,中の細胞が生存し続け,外からの刺激に応答し,免疫反応を防ぎ,さらにカプセルそのものには免疫原性がないことである。著者らは,この条件を満たすように,FDA承認のポリカプロラクトン(PCL)を使った,ミクロおよびナノの多孔性の薄膜の細胞カプセルを開発した。この薄膜のカプセルは長時間の生物発光のイメージングが可能で,細胞の生存と移動をモニターすることができる。膜の孔の大きさを調整すれば,グルコース刺激によるインシュリン産生というような中の細胞の機能は保ったまま,免疫細胞の侵入を防ぎ,サイトカインによる細胞死も防ぐことができる。これを実証するために,このカプセルにルシフェラーゼをつけたMIN6細胞をこの薄膜カプセルに入れてマウスに同種間移植し90日間観察した。拒絶反応は起こらずカプセルの周りに血管新生がおこり,このカプセルの有望性が示された。このカプセルは,細胞封入を成功させる条件を明らかにし,将来の免疫隔離療法のために役立つものである。
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