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J-GLOBAL ID:201502202120059655   整理番号:15A1036741

40Cr鋼の衝突摩耗挙動に関する研究

A Study on the Impact Wear Behaviors of 40Cr Steel
著者 (3件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 273-281 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0046A  ISSN: 1881-2198  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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本研究では,電磁石と時間リレーにより制御される,自作の衝突実験装置を用いて,上部クランプ中の鋼球が,下部のクランプ装置中に固定された40Cr試験片上に,繰り返し衝突される。つぎの三種類の接触条件が採用された:乾式接触,および二種類の潤滑された接触。実験では,粘度の影響を調べるために,低い粘度および高い粘度の潤滑剤が採用された。実験後に,衝突窪みがSEMと表面プロファイラにより測定された。結果は,乾式接触では,反復衝突が最初に金属表面上に硬化層を形成し,それは引く続く衝突の中で損傷を受けることを示す。低粘度油の使用においては,塑性変形が効果的に保持できる。さらに,高粘度油の使用では,もし潤滑剤の供給が十分であれば,窪みは塑性変形と衝突摩耗から効果的に保護できる。しかしながら,もし潤滑剤が十分供給されなければ,衝突窪み中に,長くまた鮮鋭な局所窪みが生じ,その結果は金属に対するさらなる損傷となる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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潤滑一般 
引用文献 (6件):
  • [1] Zhou, Z., Lei, Y. and Zhang, S., “Tribological Frontier Development,” Beijing: Science Press, 2006, 31 (in Chinese).
  • [2] Slatter, T., Lewis, R. and Jones, A. H., “The Influence of Cryogenic Processing on Wear on the Impact Wear Resistance of Low Carbon Steel and Lamellar Graphite Cast Iron,” Wear, 2011, 271, 1481-1489.
  • [3] Sundstrom, A., Rendona, J. and Olsson, M., “Wear Behaviour of Some Low Alloyed Steels under Combined Impact⁄Abrasion Contact Conditions,” Wear, 2001, 250, 744-754.
  • [4] Zhang, G., Xing, J. and Gao, Y., “Impact Wear Resistance of WC⁄Hadfield Steel Composite and its Interfacial Characteristics,” Wear, 2006, 728-734.
  • [5] Scott, D. and Mills, G., “Spherical Debris: Its Occurrence, Formation and Significance in Rolling Contact Fatigue,” Wear, 24, 1973, 235-39.
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