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J-GLOBAL ID:201502202164935974   整理番号:15A0693125

マラリア色素の電子構造,スピン状態,光学および振動スペクトルの解明

Unraveling the Electronic Structure, Spin States, Optical and Vibrational Spectra of Malaria Pigment
著者 (2件):
資料名:
巻: 21  号: 23  ページ: 8544-8553  発行年: 2015年06月01日 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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効果的な抗マラリア薬の開発とマラリア診断には,ヘモゾイン(マラリア色素)の電子構造と磁気的および光学的性質の詳細な知識が不可欠である。最新の電子構造計算法を使ってマラリア色素を詳細に調べた。特に,2つのFeIIIヘム中心の分子結合距離とスピン状態,それらの交換相互作用,紫外/可視吸収スペクトルおよび赤外振動スペクトルを計算し,入手可能な実験データと比較した。密度汎関数理論に基づく計算から一重項基底スピン状態が予測された。これは非常に弱い反強磁性交換相互作用をする各Feヘム中心のS=5/2スピン状態から生じる。理論紫外/可視および赤外スペクトルは,ヘモゾンとβ-ヘマチン(ヘモゾインの合成類似物)の様々な分光学的研究の結果を説明した。計算結果と測定結果は一致し,マラリア色素の電子構造が解明できた。予測された振動スペクトルに基づいて,核共鳴振動分光(NRVS)の結果から特異なスペクトルバンドを提案した。これはマラリア診断の重要指標として使えるだろう。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
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有機化合物の磁性  ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  ,  有機化合物の可視・紫外スペクトル  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  鉄の錯体 

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