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J-GLOBAL ID:201502202181866456   整理番号:15A1043919

ローダミン誘導骨格のデュアルセンシング性能による水溶液中のCu2+とCe4+の定量

Dual sensing performance of a rhodamine-derived scaffold for the determination of Cu2+ and Ce4+ in aqueous media
著者 (3件):
資料名:
巻: 220  ページ: 1254-1265  発行年: 2015年12月01日 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カルバゾールユニットを結合したローダミン6Gベース(RGB-CB)のプローブをアセトニトリル:水(5:5,v/v)溶液中のCu<sup>2+</sup>に対する蛍光キレート試薬とCe<sup>4+</sup>に対する化学線量計として開発した。R6G-CB化学センサは吸収と発光スペクトルの”オフ-オン”タイプ変化をしめすことにより,他の金属カチオンの存在下Cu<sup>2+</sup>に対して選択性をしめす。吸収と発光スペクトルは非蛍光と無色スピロラクタム誘導体を開環,蛍光,ピンク色のアミドへの変換に寄与する。Cu<sup>2+</sup>-有機キレーション増強蛍光(CHEF)は,ローダミンユニットのスピロラクタム開環と関連している。このR6G-CB化学センサは不可逆的Ce<sup>4+</sup>-促進酸化反応に対する迅速応答(<1min)をしめし,肉眼により観測可能な変化を室温において迅速に応答する。このスルー結合エネルギー移動(TBET)ベースセンサは,Ce<sup>4+</sup>に対して選択的,高感度である。分光分析は,プローブの異なる構造的置換パターンが,特定金属イオンに対して異なる感度と選択性をもたらすことをしめす。光学滴定,Job’sプロット推定,質量分析,FT-IRの結果は,それぞれ1:2と1:1の錯体をR6G-CBとCu<sup>2+</sup>,R6G-CBとCe<sup>4+</sup>の間で形成することをしめす。R6G-CB化学センサの可逆性を,Cu<sup>2+</sup>に対するスペクトル応答とEDTAナトリウム塩による滴定実験により立証した。これらの全ての特徴は,これらのセンサにCu<sup>2+</sup>/Ce<sup>4+</sup>テストストリップ応用に対する有効性を与える。Cu<sup>2+</sup>とCe<sup>4+</sup>の添加からもたらされる著しい吸収強度変化により,新規システムは,2種類の化学インプットをもつ単一アウトプット結合ロジック回路として作用する。最後に,密度汎関数理論(DFT)計算を行い,R6G-CB,R6G-CB-Cu<sup>2+</sup>錯体,R6G-CB-Ce<sup>4+</sup>付加物の構造的,電気的特性の概観を得た。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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分析試薬  ,  窒素複素環化合物一般  ,  第11族,第12族元素の錯体 
物質索引 (1件):
物質索引
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