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J-GLOBAL ID:201502202210113624   整理番号:15A1352908

MBRにおけるファウリング-抑制する技術・予測する技術 MBRにおける電場を利用したファウリング抑制

Fouling Mitigation Using Electric Field in MBRs
著者 (2件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 332-336  発行年: 2015年11月01日 
JST資料番号: F0900B  ISSN: 0385-1036  CODEN: MAKUD9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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電気限外濾過法を応用した膜バイオリアクター(MBR)での電場利用によるファウリング抑制を解説した。この抑制法は,汚泥やMBR槽内の有機物の多くは負に帯電していることに基づいて原液側と膜側に電極を置き電場を印加して膜面に垂直に静電的な力を作用させ,ファウリングを低減するものである。開発例ではポリプロピレン中空糸膜モジュールにステンレス鋼電極を設置したMBRにおいて,セルロース系精密濾過膜と白金メッシュ電極により間欠型電場を印加するとフラックス挙動周期が電場周期に一致し,間欠電場によるファウリング抑制が可能になった。ポリフッ化ビニリデン(PVDF)精密濾過膜とカーボンクロス電極の浸漬型MBRでは50V/cmの間欠電場により十分なフラックス回復が見られた。膜電極複合体の素材や構造の違いが膜面のファウリング物質に有効に働く電場強度の大きさに影響することを示唆した。0.75m3/dのベンチスケール装置を,活性汚泥濃度MLSS12000~14000mg/Lで運転し,間欠電場の有効性を確証した。ポリピロール表面改質膜による電場利用MBRではMLSS9822mg/Lに対し,0.2V/cm程度の電場強度でファウリング抑制が可能なことを示した。エネルギー消費では強度6V/cmの電場を90秒間隔で印加した場合,汚泥培養に必要な酸素を供給するブロワー動力と同程度で,ファウリング防止用曝気動力はこれより大きいためにエネルギー的に十分対抗でき,印加時間の短縮や電場強度の低減によりエネルギー消費をさらに抑制可能なことも明らかにした。
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分類 (3件):
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膜分離  ,  用水の生物学的処理  ,  下水,廃水の生物学的処理 
タイトルに関連する用語 (4件):
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