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J-GLOBAL ID：201502202218678728   整理番号：15A0810190

光遺伝学的なゲノム編集のための光活性化型CRISPR-Cas9

Photoactivatable CRISPR-Cas9 for optogenetic genome editing

著者 (4件)： NIHONGAKI Yuta (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KAWANO Fuun (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  NAKAJIMA Takahiro (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SATO Moritoshi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Nature Biotechnology  (Nature Biotechnology)
巻： 33  号： 7  ページ： 755-760  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： H0870A  ISSN： 1087-0156  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,ヒト細胞のCRISPR-Cas9ゲノム編集の光遺伝学的制御を可能にする光活性化型Cas9(paCas9)を紹介する。paCas9は,分割されたCas9断片,およびMagnetと命名した光誘起ダイマー化ドメインによって構成される。ヒト胚性腎細胞293Tに発現させたpaCas9は,青色光照射に応答して,非相同末端結合による修復経路と相同組換え修復経路の両方によって標的ゲノム配列の改変を誘導した。ゲノム編集活性は,光照射を止めるだけでスイッチオフすることができる。我々は,照射部位が決定する空間的パターンにしたがってpaCas9が活性化されることも実証した。標的ゲノム編集の光遺伝学的な制御は,複雑な遺伝子ネットワークの理解を促進すると考えられ,生物医学的な応用に有用なものとなる可能性もある。Copyright Nature Publishing Group 2015

シソーラス用語： *遺伝学実験技術 ,  活性化 ,  遺伝子発現 ,  パリンドローム ,  ヒト ,  光照射 ,  青色光 ,  培養細胞 ,  *ヌクレアーゼ ,  *RNAエディティング
準シソーラス用語： *光遺伝学 ,  光活性化 ,  CRISPR ,  293T細胞 ,  *光活性化型Cas9

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 光遺伝学 ,  ゲノム編集 ,  光活性化 ,  CRISPR-Cas9