文献
J-GLOBAL ID:201502202227714605   整理番号:15A1033054

超々臨界圧ボイラ給水中の鉄定量における前処理としての2段フィルター濃縮法

Double Filter Concentration Method as a Pretreatment for the Determination of Iron in Ultra-supercritical Pressure Boiler Feedwater
著者 (7件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 609-615 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: F0008A  ISSN: 0525-1931  CODEN: BNSKAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ボイラ給水中の鉄分析方法(JIS B 8224.32)である2,4,6-トリ(2-ピリジル)-1,3,5-トリアジン吸光光度法(以下,加熱濃縮-TPTZ法)の前処理方法として,メンブレンフィルターとイミノ二酢酸型キレートフィルターを併用した2段フィルター濃縮法(以下,フィルター濃縮法)を開発した.水処理方式として酸素処理法(CWT: 複合水処理)が多く採用される超々臨界圧ボイラでは,プラント運転不具合防止のために給水中鉄濃度を2 μg L-1以下と厳しく管理することが求められる.CWT適用ボイラの給水中に含まれる鉄の大部分は固体であるヘマタイト(α - Fe2O3)として存在していることから,メンブレンフィルターで粒子状鉄を,キレートフィルターで残存する溶存鉄を捕集する手法により,現場において迅速に高倍率で試料を濃縮することができる.開発した方法をCWT運用超々臨界圧ボイラの各系統の鉄濃度分析に適用した結果,従来では評価が困難であった低濃度域を精度よく分析することができ,分析時間の短縮も図れることから現場に適した手法であることを実証した.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水中の汚染物質の物理分析  ,  上水道工学・用水処理一般 
引用文献 (13件):
  • 1) 椿崎仙市,和田貴行,徳本壮男,市原太郎,木戸 遥,高橋俊介 : 三菱重工技報,50, 43 (2013).
  • 2) 高田政治,椿崎仙市,南條成徳,佐藤昭房,朝田裕之,中原敏次 : 火力原子力発電大会論文集,2012, 34.
  • 3) 椿崎仙市,高田政治,須藤隆之,河島弘毅,馬渡憲次,吉田章人 : 三菱重工技報,49, 25 (2012).
  • 4) JIS B8223, ボイラの給水及びボイラ水の水質 (2006).
  • 5) 火力発電必携改定委員会 : "火力原子力発電必携", p. 506 (2010), (火力原子力発電協会).
もっと見る

前のページに戻る