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J-GLOBAL ID：201502202230802973   整理番号：15A1188986

土の現在,土の未来 原因とは戦うしかないのか?砂漠化最前線での“何もしない”対処技術

著者 (1件)： 伊ケ崎健大 (国際農林水産業研究セ)
資料名： 科学  (Science Journal Kagaku)
巻： 85  号： 11  ページ： 1089-1090  発行年： 2015年11月01日 
JST資料番号： F0094A  ISSN： 0022-7625  CODEN： KAGTA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 防風林の設置などは農地の砂漠化防止に役立つが,貧しい農民は容易に実行できない。風で飛ばされた表層土のほとんどが休閑地の雑草に引っかかって止った。その発見から何もしない対策「耕地内休閑システム」が生まれた。このシステムについてニジェールで試験を実施した結果,表層土の損失を抑制でき,作物収量を36~81%増加できた。現在,本システムの普及が図られている。筆者らは,このシステムの改良に取り組んでいる。

シソーラス用語： *砂漠化 ,  表層土 ,  休閑地 ,  ニジェール共和国 ,  作物収量 ,  *作付体系 ,  土壌保全
準シソーラス用語： *耕地内休閑システム ,  農地保全

分類 (2件)： 土壌管理  (FB04070J) ,  作物栽培一般  (FC03010R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 土 ,  未来 ,  原因 ,  砂漠化 ,  対処