ラット精嚢においてα<sub>1</sub>-アドレナリン受容体とアンドロゲン受容体は性成熟とテストステロンによって修飾されるか?

JURKIEWICZ Neide Hyppolito; CARICATI-NETO Afonso; VERDE Luciana Ferreira; HONDA Luciana; DA Silva Junior Edilson Dantas; REUTER Haydee Rezende; JURKIEWICZ Aron; AVELLAR Maria Christina W.

文献

J-GLOBAL ID：201502202256075646 整理番号：15A1320809

ラット精嚢においてα₁-アドレナリン受容体とアンドロゲン受容体は性成熟とテストステロンによって修飾されるか?

Could α₁-adrenoceptors and androgen receptors be modified by sexual maturation and testosterone in the rat testicular capsule?

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資料名：
巻： 141 ページ： 212-220 発行年： 2015年11月15日
JST資料番号： B0699B ISSN： 0024-3205 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

目的:精嚢収縮の機能不全は男性不妊に寄与すると認識されているが,ラット精嚢に関する性成熟と外因性テストステロンのアンドロゲン受容体とα₁-アドレナリン受容体の発現と機能に及ぼす影響は明らかではない。ここでは,性的に未成熟および成熟ラットへの外因性テストステロンの投与有無による精嚢によってこの2つの生物パラメータが評価された。主な方法:雄性Wistarラット(45および60日齢)は対照群(生理食塩水0.9%)またはテストステロン投与(テストステロンプロピオナート)群に分けられた。精嚢が摘出され,機能研究,免疫組織化学,ウェスタンブロット法およびRT-PCR法により処理された。結果:精嚢の相対的湿重量は性成熟あるいは外因性テストステロン投与によっても影響されなかった。アンドロゲン受容体(mRNAと蛋白)の発現と免疫組織化学的な局在性が精嚢で同定された。アンドロゲン受容体とα₁-アドレナリン受容体(Adrala 1a,Adrala1b,Adrala1d)のmRNAレベルは全実験群の精嚢で類似していた。機能研究ではテストステロン投与有無の45および60日齢のラット精嚢において精嚢内ノルアドレナリンによる収縮が主にα_1Aとα_1B-アドレナリン受容体に仲介されることを示した。L-型Ca²⁺チャンネル阻害剤ニフェジピンはテストステロンを投与された45日齢のラットにおいて60日齢のラットよりノルアドレナリン誘導収縮に対する高い抑制効果を招いた。結論:本試験で適用された分子的研究,免疫組織化学および薬理学的機能アッセイは精嚢中アンドロゲン受容体発現の証拠,並びに精嚢のα₁-アドレナリン受容体サブタイプのmRNAと蛋白発現ではなく,この組織がラットのアンドロゲン状態により異なった影響を受けることを提供する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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生殖器官 , 性ホルモン , 細胞膜の受容体

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ラット精嚢においてα1-アドレナリン受容体とアンドロゲン受容体は性成熟とテストステロンによって修飾されるか?

ラット精嚢においてα₁-アドレナリン受容体とアンドロゲン受容体は性成熟とテストステロンによって修飾されるか?