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J-GLOBAL ID：201502202261412855   整理番号：15A0998802

危険感受性向上のための教育・訓練手法の検討-教育・訓練手法の体系的整理および教育・訓練要件の抽出-

著者 (2件)： 廣瀬文子 (電力中央研 原子力技研 ヒューマンファクター研究セ) ,  武田大介 (電力中央研 原子力技研 ヒューマンファクター研究セ)
資料名： 電力中央研究所原子力技術研究所研究報告  (CRIEPI Report. L (Central Research Institute of Electric Power Industry))
号： L14007  ページ： 72P  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： L2958B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 産業界において,作業者の危険感受性向上を目的とした安全教育訓練の必要性が認識され,各種手法が導入・実施されている。しかし,これら手法には対応すべき課題も存在している。本論文の目的は,文献調査並びに訪問調査を通じ,各種教育訓練から危険感受性向上に資する可能性のある手法を抽出・整理し,これらの手法に共通する課題に対する対処法を調査することによって,危険感受性向上に資する教育訓練の要件を明らかにすることである。文献調査から抽出した91事例を10の手法に分類した。これを基に,14事業所に対して訪問調査を実施し,各手法に共通する課題についてその対処方法や工夫点を尋ね,取りまとめた。これらの結果に基づき,「手法」,「講師」,「効果測定」,「現場」,「仕組み」,「組織全般」の6観点から,合計24項目の危険性向上に資する教育訓練の要件を抽出した。

シソーラス用語： *安全教育 ,  *適応訓練 ,  経験 ,  意識 ,  文献調査 ,  調査
準シソーラス用語： *感受性訓練 ,  危機意識 ,  *危険予知訓練 ,  疑似体験 ,  *教育手法 ,  訪問調査

分類 (1件)： 安全管理  (KB06000D)

引用文献 (136件)：

• 中央労働災害防止協会,若年労働者の労働災害防止のための安全衛生管理手法の開発に関する調査研究(中間報告書),2012
• 産業事故災害防止対策推進関係省庁連絡会議,産業事故災害防止対策推進関係省庁連絡会議中間とりまとめ,2003
• 中村隆宏,危険体感教育~導入・実施にあたっての留意点,安全と健康,9(7),pp.649-652,2008
• 厚生労働省,第11次労働災害防止計画,2008.3
• 中央労働災害防止協会,中災防アンケート「若年労働者の労働災害を防ぐには?」, https://www.jisha.or.jp/research/questionary/index.html, 2012(確認日:2015.1.20)

タイトルに関連する用語 (6件)： 感受性 ,  教育 ,  訓練 ,  手法 ,  体系 ,  整理