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J-GLOBAL ID:201502202312376866   整理番号:15A0467396

中国の揚子江・淮河流域の種々な輪作圃場からのコムギのデオキシニバレノールの限定調査

Limited survey of deoxynivalenol in wheat from different crop rotation fields in Yangtze-Huaihe river basin region of China
著者 (9件):
資料名:
巻: 53  ページ: 151-155  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: W0246A  ISSN: 0956-7135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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食物毒素であるデオキシニバレノール(DON)は,Fusarium asiaticumとFusarium gramineariumに感染したコムギ,オオムギとトウモロコシのような穀類に高頻度で存在する。コムギのFusarium感染において輪作と気候条件は主な役割を演ずる。本研究では,中国江蘇省と安徽省の特定の感染地域から選んだ2012年収穫期のコムギ試料において,DON汚染に導くFusarium感染に対する輪作の影響を見いだすために,小調査を行った。Fusarium高感染地域で収集したコムギ84試料(輪作作物=ワタ30,トウモロコシ8,イネ39,ダイズ7)のDON濃度UV検出-HPLCにより分析した。コムギ試料のDON汚染率は95%であり,平均DON濃度は3881.2μg/kgであった。ワタ,ダイズ,トウモロコシとイネ輪作圃場からのコムギ試料の平均DON濃度は,それぞれ2067.5,2853.6,3517.5および4899.3μg/kgであった。ワタ輪作圃場からのコムギ試料の約34%はEUの最大限許容限度(1750.0μg/kg)以下であり,DON濃度4000.0μg/kg以上は試料の3%だけであった。しかし,イネが輪作作物であったコムギ試料の平均DON汚染レベルは4899.3μg/kgで最も高く,試料の64%が4000.0μg/kg以上であった。輪作作物はコムギのDON汚染に関連し,DON汚染低下にはワタの輪作が好ましかった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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麦  ,  食品の汚染  ,  穀類とその製品一般 
物質索引 (1件):
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