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J-GLOBAL ID:201502202331873570   整理番号:15A0837192

南中国における古生代の維管束植物の段階的進化:対照的な葉の不同と配列の多様性

Stepwise evolution of Paleozoic tracheophytes from South China: Contrasting leaf disparity and taxic diversity
著者 (10件):
資料名:
巻: 148  ページ: 77-93  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: B0834A  ISSN: 0012-8252  CODEN: ESREA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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後期古生代に,陸生維管束植物は著しく異なる形態型に多様化した(小型の無葉性草本形から巨大な葉の茂る樹木まで)。葉形は植物の機能と構造の多様性の重要な決定要素であるが,葉の形態的多様化の速度と型,及び大陸の緑化という顕著な大進化イベント間の維管束植物の多様性と非生物的変化との相関については,ほとんど知られていない。初期陸上植物の形態的進化のモデルを探求するために,南中国の古生代の維管束植物の広範囲の記録を用いた。結果は,維管束植物の葉の不同性と多様性は分離され,それらは異なる淘汰型の下にあったことを示唆する。南中国の維管束植物の葉の進化に2つの重要な段階が認められた。第一段階は,デボン紀からミッシッピアンで,配列の多様性がかなり増加し,同時に葉の不同性も増加した。それは,維管束システム・生殖器・全般的構造において新たな特徴を獲得したのと同時期である。第二段階は,石炭紀-ペルム紀移行期を通してで,南中国では湿地群落の回復が見られた。それは,単葉の形態の更なる拡大及び複葉による形態空間占有における中心を外した配置転換と関係していた。ユーラメリカとの比較は,南中国の植物群がいくつかの点でユニークだったことを示唆する。後期デボン紀のsphenophyllaleanの放散は,このグループの大きな薄板状の葉の進化がユーラメリカのそれよりも早くに生じたように,葉の形態空間の拡大にかなり貢献した。配列の豊富度がペンシルバニアンに減少したことは,複葉の不同性にほとんど影響しなかった。ペルム紀のpecopterid・gigantopterid・equisetaleanでの形態空間の分布は,石炭紀の葉の形態空間の周縁部で生じた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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古生代 

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