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J-GLOBAL ID:201502202346097703   整理番号:15A1073048

飼料摂取量は,泌乳牛における給餌後の血漿非エステル化脂肪酸濃度および肝アセチルCoA含量の変化に関連している

Feed intake is related to changes in plasma nonesterified fatty acid concentration and hepatic acetyl CoA content following feeding in lactating dairy cows
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巻: 98  号: 10  ページ: 6839-6847  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ホルスタイン経産牛28頭を用いて,肝アセチルCoA(AcCoA)含量と乾物摂取量(DMI)との関係を評価した;14頭は分娩後初期(PP;泌乳12.6±3.8日目)で,14頭は泌乳後期(LL;泌乳269±30日目)であった。乳牛には1日1回給餌し,給餌後の最初の4時間のDMIを測定した。給餌前および給餌4時間後に,肝臓および血液サンプルを採集した。4時間にわたる飼料摂取量は,乾物3.7~9.6kgの範囲であり,2つの泌乳ステージで類似していた。給餌前,肝AcCoA含量は,PP乳牛でLL乳牛よりも多く(34.4対12.5nmol/g),PP乳牛のみで給餌後4時間にわたり減少した(28.7対34.4nmol/g)。4時間にわたるAcCoAの変化の範囲は,PP(-24.3~10.4nmol/g)およびLL(-5.7~16.1nmol/g)の両方とも広く,また,PP(R2=0.55)およびLL(R2=0.31)の両方とも4時間後のDMIと負に関連していた。4時間にわたる血漿NEFA濃度の減少は,PP乳牛でLL乳牛よりも大きく(-681対-47μEq/L),PPおよびLLの両方で4時間後のDMIに関連していた(両方とも,R2=0.38)。給餌後の最初の4時間にわたる乳牛における高いDMIは,血漿NEFA濃度が減少したので,採食中の酸化のために肝臓におけるAcCoA供給の急な減少に起因した可能性がある。これと一致して,AcCoAの変化は,PP乳牛で血漿NEFA濃度の減少と正に関連していた(R2=0.31)。しかしながら,LL乳牛では,血漿NEFA濃度の変化が肝AcCoAの変化と関連しなかったことから,LL乳牛におけるAcCoAのプールが,PP乳牛ほど肝臓へのNEFAフラックスに依存していないことが示唆された。採食の時間枠内のAcCoAの産生および運命,ならびに給餌が肝組織におけるエネルギー変化に及ぼす影響を確定するには更なる研究が必要である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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