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J-GLOBAL ID：201502202346165431   整理番号：15A0959105

表面開始高分子ブラシの蒸気膨潤を利用したブラシの熱力学およびグラフト密度の定量的測定

Utilizing vapor swelling of surface-initiated polymer brushes to develop quantitative measurements of brush thermodynamics and grafting density

著者 (4件)： ORSKI Sara V. (Materials Sci. and Engineering Div., The National Inst. of Standards and Technol. (NIST) ² Gaithersburg ...) ,  SHERIDAN Richard J. (Materials Sci. and Engineering Div., The National Inst. of Standards and Technol. (NIST) ² Gaithersburg ...) ,  CHAN Edwin P. (Materials Sci. and Engineering Div., The National Inst. of Standards and Technol. (NIST) ² Gaithersburg ...) ,  BEERS Kathryn L. (Materials Sci. and Engineering Div., The National Inst. of Standards and Technol. (NIST) ² Gaithersburg ...)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 72  ページ： 471-478  発行年： 2015年08月18日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高密度グラフト重合体ブラシの刺激応答挙動は,ブラシの物理的特性および熱力学が十分に特徴づけられていれば,調整可能なコーティングおよび薄膜センサの設計にとって魅力的である。本研究では,溶媒蒸気中で,良く伸長されたポリ(ポリメタクリル酸メチル)高分子ブラシの膨潤を調べた。全てのブラシは同一のグラフト密度を有するが,異なる重合度を有する。ブラシは,様々な飽和蒸気中で平衡化し,厚さ,および,散乱長さ密度をX線反射率により,解析した。すべてのブラシ-溶媒の組み合わせで,表面に垂直な一次元膨潤を観察した。良溶媒で膨潤したブラシは,一般に,ブラシの厚さ方向に沿って重合体密度が低下した。貧溶媒では乾燥状態と比較して,バルクブラシ密度プロファイルの変化が最小限になるようにブラシが膨潤した。既存の平均場モデルでの膨潤時のブラシ高さと膜密度の変化との比較により,高分子ブラシ薄膜の蒸気溶媒和熱力学は既存の理論では説明され得ないことが判明した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *グラフト共重合体 ,  熱力学 ,  *膨潤 ,  機能性高分子 ,  応答 ,  分子設計 ,  センサ ,  *高分子ブラシ ,  ポリメタクリル酸メチル ,  平均場近似 ,  *高分子薄膜 ,  定量分析 ,  刺激応答性高分子
準シソーラス用語： 薄膜センサ

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (7件)： 高分子ブラシ ,  蒸気 ,  膨潤 ,  ブラシ ,  熱力学 ,  グラフト密度 ,  定量