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J-GLOBAL ID：201502202350238051   整理番号：15A0527669

分相法ポーラスガラスのセンサへの応用

Application to a sensor of the phase-separated method porous glass

著者 (1件)： 長澤浩 (環境レジリエンス)
資料名： Chemical Sensors  (Chemical Sensors)
巻： 31  号： 1  ページ： 10-20  発行年： 2015年03月31日 
JST資料番号： L3948A  CODEN： KAGSEU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 分相法多孔質ガラスは各種分離分析手段を与えるだけではなく,検出プラットフォームとしても有用であるが,製造は困難で,工程も複雑である。本稿は,分相法多孔質ガラスの特徴と,著者らの研究結果を述べた。分相法多孔質ガラスは孔経が1nm~100μmの孔が開いたスポンジ状ガラスであり,広い波長範囲で光吸収と自家蛍光が無く,耐圧性及び耐溶剤性が強い。著者は極端条件下の化学処理を用い,50nmの細孔をもつ高品質棒状分相法多孔性ガラスの作製に成功した。この多孔質ガラスを用いた化学センサ,バイオセンサ,DNAチップ,バイオコントロールを概説した。

シソーラス用語： *相分離 ,  *ガラス ,  化学センサ ,  バイオセンサ ,  DNAマイクロアレイ ,  遺伝子型 ,  *センサ
準シソーラス用語： DNAチップ ,  *多孔質ガラス ,  分相

分類 (2件)： ガラスの製造  (YC02020O) ,  計測機器一般  (AD02000X)

引用文献 (14件)：

• 江口清久:ポーラスガラスの利用, 日本金属学会会報, 23(12), 989(1984).
• 江口清久:多孔質ガラスの作り方, 使い方, 表面, 25(3), 184(1987).
• HP. Hood, M.E. Nordberg: USP216744(1938).
• H. Tanaka, T. Yazawa, K. Eguchi, H.Nagasawa, N. Matuda, T. Einishi: J Non-cryst Solids, 65, 301 (1984).
• ナノ孔ガラスを用いた大気環境物質の高感度検出;内山政弘・丸尾容子;マテリアルインテグレーション21(5・6), 146-151, 2008-05

タイトルに関連する用語 (4件)： 分相 ,  ポーラス ,  ガラス ,  応用