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J-GLOBAL ID:201502202360793283   整理番号:15A0836856

拡散タワーの利用による煙突式太陽熱発電の改良

Improvement in Solar Chimney Power Generation by Using a Diffuser Tower
著者 (4件):
資料名:
巻: 137  号:ページ: 031009.1-031009.8  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: H0641A  ISSN: 0199-6231  CODEN: JSEEDO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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風力と太陽熱は,再生可能で,環境に対して優しいので,従来の化石燃料や原子力に替わるエネルギー源として注目されている。しかし,風力や太陽熱は,エネルギー密度が低く,エネルギー供給が不安定で,不連続であるという欠点を抱えている。風力の時空に亘る間欠性を緩和する機構や日照時間の制限を克服する機構の開発が必要である。本研究の目的は,連続的に風を引き起こす機構と風を収束する機構の開発である。本稿では,拡散タワーを利用した煙突式太陽熱発電の改良について報告する。1982年~1989年に,スペインで試作された煙突式太陽熱発電機に関する発電概念を検証した。このシステムの発電機構は,太陽熱で誘起された上昇気流により,高い円筒形の中空タワー内に設置された風力タービンを回すことである。太陽光照射によって,タワー内で上昇気流が引き起こされる限り,このシステムは継続的に発電すると考えられる。このシステムの欠点は,他の太陽エネルギー発電システムに比べて発電効率が低い点である。この欠点を克服するために,風力タービン内を流れる空気の速度を増大する機構を改善した。円筒形のタワーの代わりに拡散タワーを採用することによって,システムの発電効率が増大できることが分かった。研究した機構は,煙突式太陽熱発電構造に対する拡散器の効果である。タワーの内径は上に行くに従って拡大しているので,拡散器の静圧回復効果によってタワーの底に静圧の低い領域が誘起され,この効果によって,タワー内により大きい気流が引き起こされる。研究所サイズモデルに関する計算機流体力学(CFD)解析に基づく研究所実験から,提案した拡散型タワー内を流れる気体の速度は,従来の円筒型に比べて,1.38~1.44倍程度大きくなることが分かった。
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分類 (1件):
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太陽光発電 
タイトルに関連する用語 (4件):
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