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J-GLOBAL ID:201502202368429696   整理番号:15A0829951

HIV-1逆転写酵素阻害剤としての新規6,7-ジメトキシ-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン誘導体のde novoのデザイン,合成および評価

De-novo design, synthesis and evaluation of novel 6,7-dimethoxy-1,2,3,4-tetrahydroisoquinoline derivatives as HIV-1 reverse transcriptase inhibitors
著者 (4件):
資料名:
巻:号: June  ページ: 9:33 (WEB ONLY)  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: U7034A  ISSN: 1752-153X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:後天性免疫不全症候群(AIDS)は,ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の感染の進行期である。HIV/AIDSは,病気として,また差別の原因として社会に大きな衝撃を与えた。非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(NNRTI)は構造的に多様な化合物のグループで,HIVの逆転写酵素(RT)に結合する。他の抗HIV薬と同じように,認可されたNNRTIの長期の臨床効果は,速やかな薬剤耐性の出現で阻止されてしまう。そこで,薬剤感受性のHIV-1株だけでなく薬剤耐性のHIV-1株のRTにも効果のあるNNRTIを,緊急に発見する必要がある。結果:新規な30の6,7-ジメトキシ-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン類似体の2系統の(5a~o)と(8a~o)がデザインされHIV逆転写酵素の阻害剤として合成された。合成化合物は全て,赤外分光法,プロトン核磁気共鳴法,質量分析法でその特性が明らかにされ,in vitroのRT阻害活性を調べられた。テストされた化合物のうち,18化合物が,テストした100μMの濃度で50%以上の阻害を示したが,その中の8hと8Iという2つの化合物が有望な阻害(それぞれ74.82%と72.58%)を示した。テスト化合物の予備的な構造-活性相関(SAR)と,この2つの有意に活性のある8hと8IがHIV-RTと結合するのかどうか調べるために結合研究を行った。この合成化合物の予想される生理化学的パラメーターは,医薬品になり得る範囲にあった。結論:この研究で得られた結果から,合成化合物(5a~o)と(8a~o)は,HIV-1 RT阻害活性が,ある程度有望であることがわかった。全体的に見てSAR研究は,新たなHIV-1 RT阻害剤候補をデザインする上でも,さらなるリード化合物を見つける上でも役に立つ。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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薬物の合成  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
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